バックナンバー『防衛学研究』総目次
第51号 2014年(平成26年)9月
〈第6回公開シンポジウム〉
テーマ:安倍政権の外交と安全保障
基調講演 国際情勢の激変と日本の外交・安全保障政策
森本 敏(前防衛大臣・拓殖大学教授)
〔パネルディスカッション〕
パネリスト 田中 均(日本総研国際戦略研究所理事長)
山口 昇(防衛大学校教授・元陸将)
大塚 海夫(海上幕僚監部指揮通信情報部長・海将補)
岩間 陽子(政策研究大学院大学教授)
司 会 村井 友秀(防衛大学校国際関係学科教授)
〈論 文〉
ハマスと化学テロ ―化学テロの要因についての分析― 足達 好正
〈研究ノート〉
災害救命スクランブル概論
―大規模災害における時間要素を基軸にした組織間連携― 笠井 宗一郎
〈書 評〉
Carnes Lord and Andrew S. Erickson, eds.
Rebalancing U.S. Forces:
Basing and Forward Presence in the Asia-Pacific 佐野 秀太郎
〈学会だより〉
日本防衛学会(平成26年度)春季研究大会報告、他
第52号 2015年(平成27年)3月
〈特別企画〉 防衛省・自衛隊発足60周年記念シンポジウム
「これからの自衛隊の役割を問う」
〔基調講演〕
1 自衛隊の60年に見る日本の防衛政策の変遷
中京大学総合政策学部教授 佐道 明広
2 60年の回顧と今後の展望―自衛隊運用の視点から
公益社団法人隊友会会長 西元 徹也
3 防衛省における研究開発について
防衛省技術研究本部長 渡辺 秀明
〔パネルディスカッション〕
座 長 日本防衛学会会長 五百旗頭 眞
パネリスト 前佐世保地方総監 吉田 正紀
前航空教育集団司令官 廣中 雅之
前防衛省情報本部長 木野村 謙一
早稲田大学アジア太平洋研究科教授 植木 千可子
毎日新聞東京社会部編集委員 瀧野 隆浩
〈特別寄稿〉
日韓関係と国連軍地位協定
―朝鮮半島における国連軍(多国籍軍)の存在意義とわが国の対応―
東洋学園大学客員教授 冨澤 暉
〈論 文〉
インド洋の海洋安全保障 ―新たなパワーの潜在― 神田 英宣
イスラエルの安全保障とパレスチナ問題
―アラブ政変におけるイスラエル・ハマース関係を軸として― 江﨑 智絵
〈研究ノート〉
我が国への無人航空機導入と課題 井上 偉彦
〈学会だより〉
日本防衛学会(平成26年度)秋季研究大会報告、他
第53号 2015年(平成27年)9月
〈第8回公開シンポジウム〉
テーマ:「国際秩序の構造的変化の時代を迎えて」
〔基調講演〕
「未来が過去を変える ―国際秩序の構造的変化の一背景」
東京大学名誉教授、明治大学特任教授 山内 昌之
〔パネルディスカッション〕
座 長 日本防衛学会特別顧問、防衛大学校長 國分 良成
パネリスト
①中東が抱える根の深い問題
千葉大学法政経学部学部長 酒井 啓子
②ウクライナ危機とロシア
法政大学法学部教授 下斗米 伸夫
③中東と自衛隊 ― 国際貢献現場から
元在イスラエル、在クウェート防衛駐在官 小嶋 信義
〈論 文〉
『制服を着た公民(Staatsburger in Uniform)』の理念の起点
―1950年代のドイツ連邦軍創設時における
ヴォルフ・グラーフ・フォン・バウディッシン
(Wolf Graf vonBaudissin)の理念的軍人像― 山中 倫太郎
タミル・イーラム解放の虎と化学攻撃 ―化学攻撃の要因についての分析―
足達 好正
〈学会だより〉
日本防衛学会(平成27年度)春季研究大会報告、他
第54号 2016年(平成28年)3月
〈平成27年度(秋季)研究大会「共通論題部会」〉
テーマ:「アジア太平洋地域のパワー(戦略)バランス」
〔基調講演〕「日米中の対外戦略」
熊本県立大学理事長、日本防衛学会会長 五百旗頭 眞
〔パネリスト報告〕
① 中国からみたアジア・太平洋の秩序観
東京大学大学院総合文化研究科教授 川島 真
② 揺れるアジア太平洋の安全保障環境の中のASEAN 諸国
東京理科大学工学部第一部教授 大庭 三枝
③ 中国の台頭とアジア太平洋の安全保障
防衛研究所地域研究部主任研究官 飯田 将史
④ 偶発事故防止のための枠組み ―いま現場での急務な課題―
石川製作所東京研究所長、元海自幹部学校長(海将) 福本 出
司 会 日本大学危機管理学部教授 勝股 秀通
〈論 文〉
総理談話と平和安全法制 ―新しいアイデンティティの模索― 細谷 雄一
日本の平和安全法制 ―これまでの議論と今後の課題について― 德地 秀士
平和安全法制:看過された課題 池上 雅子
〈特別寄稿〉
防衛装備移転三原則後の日本のデュアルユース技術 村山 裕三
(同志社大学大学院ビジネス研究科教授)
〈書 評〉
冨澤 暉 著 『逆説の軍事論 ―平和を支える力の論理』 石津 朋之
〈学会だより〉
日本防衛学会(平成27年度)秋季研究大会報告、
第1回日本防衛学会猪木正道賞 発表・授与式、他
第55号 2016年(平成28年)9月
〈特別寄稿〉
アメリカ大統領選挙と安全保障 久保 文明
(東京大学大学院法学政治学研究科教授)
〈第9回 公開シンポジウム〉
テーマ:「アメリカ大統領選挙と安全保障」
〔パネルディスカッション〕
司 会 同志社大学法学部教授 村田 晃嗣
パネリスト 東京財団政策研究ディレクター兼上席研究員 渡部 恒雄
日本再建イニシアティブ研究主幹 加藤 洋一
双日米国バイスプレジデント国際安全保障担当 吉田 正紀
(基調講演者) 久保 文明
〈書評・文献紹介〉
上杉勇司・藤重博美・吉崎知典・本多倫彬 編
『世界に向けたオールジャパン:平和構築・人道支援・災害救援の新しいかたち』
田中(坂部)有佳子
田村 重信 編著 『日本の防衛政策』第2版 池上 萬奈
Jakub J. Grygiel and A. Wess Mitchell,
The Unquiet Frontier: Rising Rivals,
Vulnerable Allies, and the Crisis of American Power 川村 幸城
〈学会だより〉
日本防衛学会(平成28年度)春季研究大会報告、他
第56号 2017年(平成29年)3月
〈論 文〉
元治・慶応期の幕府海軍と幕長戦争 金澤 裕之
ニクソン・ショックと日米関係
―なぜ米中和解は日米関係を悪化させたのか― 木村 隆和
知的組織としての英軍の変容
―「作戦術」とドクトリン制度化の視点から― 北川 敬三
米国における危機管理の一元化への歩み 川島 佑介
〈研究ノート〉
陸自指揮統制システムに関する一考察
―新たな統合の戦いを模索して― 竹之上 典昭
〈平成28年度 秋季研究大会〉
特別企画:「アメリカ大統領選挙後のアジア安全保障」
司会兼討論者 國分 良成
討論者報告 村井 友秀・髙見澤 將林・磯部 晃一・武田 康裕
共通論題部会:「南シナ海問題」
司会兼討論者 加藤 青延
討論者報告 河野 真理子・佐藤 考一・伊藤 俊幸
〈書評・文献紹介〉
平野 龍二 著
『日清・日露戦争における政策と戦略
―「海洋限定戦争」と陸海軍の協同』 横手 慎二
佐野 秀太郎 著
『民間軍事警備会社の戦略的意義:
米軍が追求する21世紀型軍隊』 佐藤 丙午
屋良 朝博・川名 晋史・齊藤 孝祐・野添 文彬・山本 章子 著
『沖縄と海兵隊 ―駐留の歴史的展開』 佐道 明広
〈学会だより〉
日本防衛学会(平成28年度)秋季研究大会の報告、
第2回日本防衛学会猪木正道賞 発表・授賞式、他
第57号 2017年(平成29年)9月
〈論 文〉
沖縄をめぐる日米関係と日本再軍備問題、1950~1953 池宮城 陽子
冷戦後の日豪の接近
―安全保障協力の「多角化」という観点から 佐竹 知彦
北朝鮮とイランの軍事協力
―北朝鮮の対中東軍事協力政策における位置づけ 宮本 悟
民主化と政軍関係
―個人支配体制に注目した理論の構築に向けて 大澤 傑
〈平成29年度 春季研究大会〉
公開シンポジウム:「激動の欧州」
司会兼パネリスト 渡邊 啓貴
パネリスト 長島 純・岩間 陽子・秋元 千明
〈書 評〉
遠藤 貢 著
『崩壊国家と国際安全保障 ―ソマリアに見る新たな国家像の誕生』 坂田 慶子
宮下 雄一郎 著
『フランス再興と国際秩序の構想
―第二次世界大戦期の政治と外交』 遠藤 乾
野添 文彬 著
『沖縄返還後の日米安保 ―米軍基地をめぐる相克』 池田 慎太郎
田嶋 信雄 著
『日本陸軍の対ソ謀略 ―日独防共協定とユーラシア政策』 花田 智之
吉田 靖之 著
『海上阻止活動の法的諸相
―公海上における特定物資輸送の国際法的規制』 石井 由梨佳
〈学会だより〉
日本防衛学会(平成29年度)春季研究大会の報告、他
第58号 2018年(平成30年)3月
〈特別寄稿〉
日本の安全保障政策 ―「自立」と「依存」の狭間で― 添谷 芳秀
〈特 集〉
日本の安全保障を記録する
序論 ―日本の安全保障を記録する 中島 信吾
防衛省・自衛隊関係文書からみた日本の安全保障政策史 真田 尚剛
外務省文書からみた日本の安全保障政策史 高橋 和宏
外交官オーラル・ヒストリーからみた安全保障政策史 昇 亜美子
防衛政策史とオーラル・ヒストリー 吉田 真吾・中島 信吾
〈平成29年度(秋季)研究大会「共通論題部会」〉
「科学技術と安全保障 ―日本を守る日本の技術―」
基調講演 渡辺 秀明
司会兼討論者 村山 裕三
パネリスト 角南 篤・西山 淳一・平田 英俊
森下 久・渡辺 秀明
〈書 評〉
阿南 友亮 著
『中国はなぜ軍拡を続けるのか』 村井 友秀
本多 倫彬 著
『平和構築の模索 ―「自衛隊PKO派遣」の挑戦と帰結』 川口 智恵
真崎 翔 著
『核密約から沖縄問題へ:小笠原返還の政治史』 永田 伸吾
〈学会だより〉
日本防衛学会(平成29年度)秋季研究大会の報告
第3回日本防衛学会猪木正道賞 発表・授賞式、他
第59号 2018年(平成30年)9月
〈論 文〉
冷戦後の日米同盟と沖縄基地の共同使用 野添 文彬
〈研究ノート〉
普天間基地移設計画における米海兵隊の意図と影響 相原 正明
〈平成30年度 春季研究大会〉
公開シンポジウム:
「再燃する中東の対立構造 ―トランプ米政権のイラン核合意の離脱とその影響―」
司会者兼討論者 立山 良司
パネリスト 高橋 和夫 ・ 田中浩一郎・出川 展恒 ・ 池田 明史
〈書 評〉
佐藤 行雄 著
『差し掛けられた傘 ―米国の核抑止力と日本の安全保障』 梅本 哲也
金澤 裕之 著
『幕府海軍の興亡 ―幕末期における日本の海軍建設』 門松 秀樹
池宮城 陽子 著
『沖縄米軍基地と日米安保 ―基地固定化の起源 1945-1953』 中島 琢磨
山本 章子 著
『米国と日米安保条約改定 ―沖縄・基地・同盟』 西村 真彦
〈学会だより〉
日本防衛学会(平成30年度)春季研究大会の報告、他
第60号2019年(平成31年) 3月
〈特集〉技術と安全保障をめぐる諸問題
サイバーセキュリティを文える技術戦略 土屋 大洋
海外直接投資は脅威になり得るのか
―欧州の対内投資規制制度を例に― 礪波 亜希
官僚制としての軍事組織とイノベーション
―湾岸戦争におけるアメりカ空軍を例に― 小森 篤
対米武器技術供与の起源と日米摩擦 武田 悠
武器輸出三原則見直しの要因
―防衛装備移転三原則策定をめぐる世論と政党― 山口 航
〈論文〉
朝鮮有事をめぐる日米協力の変容 山本 章子
インドネシア国軍の二重機能 矢吹 真二郎
〈平成30年度(秋季) 研究大会「共通論題部会」〉
「朝鮮半島をめぐる束アジアの安全保障」
司会兼討論者 梅本 哲也
パネリスト 宮本悟・佐々木 智弘・前嶋 和弘
〈書 評〉
モーリス・ヴァイス 著
『戦後国際関係史―二極化世界から混迷の時代へ』 岩間 陽子
牧野 邦昭 著
『経済学者たちの日米開戦―秋丸機闘「幻の報告書」の謎を解く』 小野 圭司
藤重 博美 著
『冷戦後における自衛隊の役割とその変容
―規範の相克と止揚、そして「積極主義」への転回』 本多 倫彬
シーラ・スミス著( 伏見岳人・佐藤 悠子・玉置 敦彦 訳)
『日中親愛なる宿敵一変容する日本政治と対中政策』 兪 敏浩
〈学会だより〉
日本防衛学会(平成30年度)秋季研究大会の報告
第4回日本防衛学会猪木正道賞発表・授賞式、他
第61号2019年(令和元年)9月
<特別寄稿>
「対米基軸の国際協調主義」の追求 冨澤 暉
<研究ノート>
海外派遣時の殉職事案をめぐる軍隊の対応と役割
―ドイツ連邦軍の事例から― 安富 淳
<平成30年度 秋季研究大会>
部会「防災と危機管理」
〔報 告〕1. 米軍による国内災害救援の経緯と状況 中林 啓修
2. 首都東京の危機管理:首都直下地震への対応について 田邉 揮司良
3. 自衛隊の災害派遣態勢の変遷と今後の対応 火箱 芳文
司会兼討論者 五百旗頭 眞
<令和元年度 春季研究大会>
公開シンポジウム「インド・太平洋の平和・安定・繁栄のための戦略環境の条件」
〔パネリスト報告〕1. インドのインド太平洋戦略 堀本 武功
2. 日本及び米国の大戦略 番匠 幸一郎
3. インド太平洋構想に挑戦する『中国の夢』 村井 友秀
4. 米中の狭間でインド太平洋を志向するオーストラリアの真意 福嶋 輝彦
討 論 者 岩間 陽子
司 会 渡邊 啓貴
<書 評>
Martin Fink,
Maritime Interception and the Law of Naνal Operations:
A Study of Legal Bases and Legal Regimes in Maritime lnterception Operations 吉田 靖之
<学会だより>
令和元年度(春季)研究大会、役員会、定期総会の報告、他
第62号2020年(令和2年) 3月
〈特集〉中国・第2期習近平政権の中間評価と展望
第2期習近平政権の中間検証一内政・外交を中心に一 佐々木智弘
中国の知能化戦争 浅野 亮
第2期習近平政権の民族政策にかかる中間評価と展望 星野 昌裕
習近平政権の中国と国際秩序ー「参加者」から「改革者」、「建設者」へー 渡辺 紫乃
2020年台湾総統選挙における蔡英文再選の要因 渡辺 剛
一台湾ナショナリズム、習近平、アメリカー
〈論文〉
ミンダナオ紛争における仲介の役割
一2014年までのMILFとの交渉過程に熊点を当ててー 小島 雅之
〈研究ノート〉
繁明期の陸海軍における統合作戦一明治初期の内乱鎮圧の実態から一 大井 昌靖
〈令和元年度 秋季研究大会〉
共通論題部会 「同盟協力一信頼と不安」
[報 告]1. 2015 日米防衛ガイドライン: 残る課題 磯部 晃一
2. 非介入主義という不安 中山 俊宏
3. 日本は十字軍か 保坂 修司
討論者:村井 友秀 司会:渡邊 啓貴
〈書 評〉
山本 章子 著 『日米地位協定一在日米軍と「同盟」の70年』 池宮城陽子
テイラー・プレイヴェル 著(松田 康博 監訳)
『中国の領土紛争 武力行使と妥協の論理』 後瀉 桂太郎
芝崎 祐典 著
『権力と音楽 アメリカ占領政府とドイツ音楽の「復興」』 等松 春夫
〈学会だより〉
令和元年度(秋季)研究大会、第 5 回日本防衛学会猪木正道賞発表・授賞式 他