バックナンバー『防衛学研究』総目次
第1号 1989年(平成元年)3月
〈巻頭言〉
「防衛学研究」発刊にあたって 夏目 晴雄
〈論 文〉
中国人民解放軍の政治委員制度 川島 弘三
― 法的形成と政治動態 ―
長期化する占領地暴動(intifada)とその影響 永澤 勲雄
― アラブ・イスラエル紛争解決への突破口となるか ―
ゲリラ戦と情報 児玉 浩澄
邀撃漸減作戦の実証 平間 洋一
― 「あ」号作戦を軸として ―
1940年夏、欧州戦局の激動に伴う日本の対応について 工藤 雄司
終末弾道学の話題 景山 昭二
〈特別講演〉
日独伊三国同盟成立への道程 三輪 公忠
― 戦間期日ソ関係の展開を中心として ― (上智大学教授)
〈特別講義〉
ノモンハン事件の歴史的教訓 アルビン・D ・クックス
― 第二次世界大戦前史 ― (サンジェゴ州立大学教授)
〈資 料〉
戦略・戦術と地図 山下 継明
火砲・弾薬の長射程化 松岡 征宏
〈会 報〉
防衛学研究会設立について 稲坂 哲男
髙山 雅司
利渉 弘章
防衛学研究会会則及び役員
第2号 1989年(平成元年)12月
〈論 説〉
太平洋における米ソ両海軍の対立 左近允 尚敏
(平和・安全保障研究所研究委員)
スペシャリストとゼネラリスト 森永 和彦
― 情報分析入門―
〈論 文〉
戦後期におけるソ連の海軍建設 山下 博嗣
イラン・イラク停戦への潮流 久行 計全
― 軍事的側面を中心として ―
〈特別寄稿〉
防衛学研究の盲点 志方 俊之
〈研究ノ-ト〉
航空用兵の変遷 増田 吉昭
― 航空兵器の進歩と攻撃目標との関係を中心として ―
クラウゼヴィッツ「戦争論」の時代的背景の考察 宇佐見 哲也
織田信長の情報感覚と新戦法発案 緒方 浩二
〈資 料〉
通信とパケット交換 日高 伸元
〈文献紹介〉
最近の欧米の戦略関係文献 桑田 悦
〈研究会だより〉
第3号 1990年(平成2年) 3月
〈論 説〉
国際関係の中における我が国の防衛力の役割 志方 俊之
〈特別講演〉
私の軍事学体系論 長谷川 慶太郎
(国際エコノミスト・軍事評論家)
《ヤルタ体制》の終焉? 佐瀬 昌盛
〈論文等〉
科学技術の発達と戦略の変遷 杉浦 敏夫
― 核兵器開発からSDIまで ―
米国防総省の極東戦略 西森 浩孝
― 重視される戦術航空戦力の統連合運用 ―
ソ連極東地域の軍事地理的価値について 武市 銀治郎
― オホ-ツク海と日本海との比較考察 ―
日本海軍と魚雷艇 永井 煥生
コンピュ-タ-ウィルスの防衛システムへの影響 松井 甲子雄
中野 弘之
〈資 料〉
米国航空事情 原田 恒夫
― ライト兄弟からATF(次期戦闘機)まで ―
第4号 1990年(平成2年)11月
〈論 説〉
韓国戦争を顧みて ― 韓国戦争勃発40周年目の教訓 白 善火華
(韓国陸軍大将・元韓国陸軍参謀総長)
〈論文、研究ノ-ト〉
朝鮮戦争に見るアメリカの急速来援能力の数値的研究 平間 洋一
ソ連軍の「防衛的軍事ドクトリン」と国外進出軍事力について 弘田 雅數
第四次中東戦争におけるエジプトの戦争戦略(上) 杉之尾 孝生
ミッドウエ-海戦について 井石 勝夫
― 山本連合艦隊司令長官の挫折 ―
謀略による誘致作戦 北林 雄明
― サラミス海戦、厳島合戦、長篠合戦の教訓 ―
エスカレ-ションと戦略 宮内 一雄
イラク・クウェ-ト危機とその背景について(1) 永澤 勲雄
〈特別寄稿〉
次の世代の幹部自衛官に望むこと 米川 忠吉
(前航空幕僚長)
〈資 料〉
政治思想について 猪木 正道
― 保守主義、自由主義、民主主義、共産主義 ― (元防衛大学校長)
〈文献紹介〉
最近の宇宙と国家安全保障関係文献 徳田 八郎衛
わが国における最近の第二次世界大戦関係文献 桑田 悦
〈研究会だより〉
第5号 1991年(平成3年)3月
〈特別講演〉
21世紀における日本の安全保障 大来 佐武郎
(内外政策研究会会長・元外務大臣)
統一ドイツ私論 塚本 哲也
〈論文、研究ノ-ト〉
冷戦と戦争責任 山下 博嗣
現代社会における統率の在り方に関する一考察 江口 啓三
― 組織帰属意識の希薄化が統率に及ぼす影響 ―
名将宮崎繁三郎の不敗の統率 天雲 定義
「戦いの原則」の構成とその意義 桑田 悦
第四次中東戦争におけるエジプトの戦争戦略(下) 杉之尾 孝生
イラク・クウェ-ト危機とその背景について(2) 永澤 勲雄
〈特別寄稿〉
新聞「小原台」第13号(第1期生卒業記念号)に想う 重松 惠三
〈報 告〉
中国「第2回孫子兵法国際会議」に参加して 宇佐見 哲也
「孫子の兵法」国際会議参加所見 平間 洋一
〈文献紹介〉
藏田十紀二先生と著書『統率力』について 冨田 定幸
〈研究会だより〉
第6号 1991年(平成3年)10月
〈論 説〉
ソ連の崩壊とソ連軍 森永 和彦
東西冷戦後のアジア・太平洋の戦略環境 阪中 友久
(青山学院大学教授)
〈論文、研究ノ-ト〉
「砂漠の嵐」作戦とエアランド・バトル・ドクトリン 木村 清順
湾岸戦争における航空作戦の特質 堀田 重和
イラク・クウェ-ト危機とその背景について(3) 永澤 勲雄
ソ連海軍運用思想の変質について 牧野 洋
ミサイル等の柔飛翔体の衝突による 内田 孝・大野 友則
鉄筋コンクリ-ト板破壊の予測
対空ミサイルの終末誘導法について 馬場 順昭
〈文献紹介〉
最近の国防制度及び戦略関係文献 加藤 寛二
最近の軍事史及び戦略関係文献 中山 隆志
〈研究会だより〉
第7号 1992年(平成4年) 3月
〈論 説〉
ソ連の政変とヨーロツパ情勢 塚本 哲也
技術安全保障について 上田 愛彦
〈論文、研究ノート〉
湾岸戦争と中東の軍備管理問題 永澤 勲雄
防空における縦深性について 河野 正雄
ノモンハン事件研究委員会について 安部 彦太
平和とは何か ― 転回点にある平和概念 山田 勝也
〈資 料〉
The Essence of Intelligence Alvin D. Coox
(Prof. San Diego State University)
〈文献紹介〉
H.カレール・ダンコース著、高橋武智訳 高橋 赳彦
『崩壊したソ連帝国 ― 諸民族の反乱』
呉如崇著『孫子兵法新論』 宇佐見 哲也
〈研究会だより〉
第19回防衛学研究発表会、他
第8号 1992年(平成4年)10月
防衛学研究発表会20周年記念号(I)
〈巻頭言〉
防衛学研究会第1回発表会20周年 猪木 正道
(〔財〕平和・安全保障研究所会長)
統合のことなど 阿部 賢吉
(統合幕僚学校長)
〈論文、研究ノート〉
国連平和維持活動の法的側面 足立 純夫
冷戦後のわが海上防衛力の役割 山本 角八郎
ユーゴ紛争解決の困難性 森下 茂生
兵術用語「統制」の概念 平吹 通之
知的意思決定支援システム 生天目 章・小谷 琢磨
技術発展に意志の果たす役割 神津 正男
〈文献紹介〉
倉田英世著『人類滅亡と化学戦争』 杉浦 敏夫
林 磐男著『タンク テクノロジー』 杉之尾 孝生
アブラハム・ラビノビッチ著 永井煥生訳
『激突!!ミサイル艇 ― 酒井 英元
イスラエル高速ミサイル艇隊VSアラブ艦隊』
Yoram Dinstein, War, Aggression and Self-Defence 永澤 勲雄
〈研究会だより〉
第9号 1993年(平成5年) 3月
防衛学研究発表会20周年記念号(II)
〈特別講演〉
冷戦後の世界 高坂 正尭
(京都大学法学部教授)
〈論文、研究ノート〉
中国の国家戦略とアジア 村井 友秀
帝政ロシアの崩壊が日本陸軍に及ぼした影響 中山 隆志
史上初めてのミサイル海戦とイスラエル海軍 永井 煥生
航空戦における友軍相撃防止について 阿部 裕
特攻と日本人の死生観・戦争観 和泉 洋一郎
世界の主力戦車の開発動向と今後の技術 北野 昌則・大塚 広志
〈特別寄稿〉
大量破壊兵器縮小の問題― イラクの戦後処理と 倉田 英世
化学兵器禁止条約への我が国の対応 ― (国連特別委員会委員)
第10号 1993年(平成5年)10月
〈特別寄稿〉
化学兵器禁止条約発効への備え 倉田 英世
― 条約の概要と我が国の対応について ― (国連特別委員会委員)
中国における電気通信の発展 横井 寛
〈論 文〉
南洋群島の領有とチャーチルの過失 平間 洋一
― 英豪側から見た問題点 ―
〈研究ノート〉
米国の危機管理システムとわが国の課題 平岡 英文
― 日米共同作戦事態を設想して ―
クリントン政権の安全保障政策について 渡邊 洋一郎
政・軍の相剋 山碕 俊樹
― ロンドン海軍軍縮会議を軸として ―
〈資 料〉
Teaching Strategy イェホシャファト・ハルカビ
(ヘブライ大学名誉教授)
〈報 告〉
アジアの安全保障に関する 村井 友秀
日本・モンゴル共同研究会議報告
第11号 1994年(平成6年) 3月
第21回防衛学研究発表会特集
〈特別講演〉
21世紀の国際情勢と日本の戦略 岡崎 久彦
(元駐タイ大使)
ドイツとフランス― 冷戦後のNATOをめぐって ― 塚本 哲也
〈研究報告〉
米空軍航空宇宙基本教義にみる空軍戦略の変遷と将来 高橋 赳彦
将来型紛争と特殊部隊の有用性に関する一考察 米濱 弘明
第2次大戦後の兵器の発達と戦争抑止効果 八束 吉興
「南部仏印進駐」決定の構造 荒川 憲一
― その国策決定の論理と心理 ―
〈研究ノート〉
吉田・ダレス会談の再考察 永澤 勲雄
― 吉田茂の「防衛構想」をめぐって ―
〈文献紹介〉
徳田八郎衛著『間に合わなかった兵器』 杉浦 敏夫
三和義彦著『米国のインドシナ外交:ベトナム、 西脇 文昭
カンボジア、ラオス ― 米議会証言の分析』
Oskar Hoffmann,
Bundeswehr und UN-Friedenssichrung:Die friedenssicherungen
Maβnahmen der Vereinten Nationen und die Frage einer
Beteiligung deutscher Streitkaft ― volkerrechtliche,
verfassungsrechtliche und politische Probleme 松浦 一夫
第12号 1994年(平成6年)10月
〈巻頭言〉
会長就任の挨拶 松本 三郎
〈論 説〉
最近の朝鮮半島情勢 塚本 勝一
((財)平和・安全保障研究所常務理事)
〈講 演〉
核の国際管理体制を考える 吉田 康彦
― 核の現状と将来展望 ― (埼玉大学教授)
War Plan Orange Edward S. Miller
〈研究ノート〉
総力戦は如何に準備されたか 荒川 憲一
ロシア太平洋艦隊の後背地事情 富永 憲一郎
わが国の航空防衛と人工衛星 木口 長彦
〈特別寄稿〉
太平洋戦争中の日本海軍をどうみるか 外山 三郎
〈報 告〉
現地報告:インド・パキスタンの核兵器開発問題 西脇 文昭
〈資 料〉
独裁の概念について(その1) 猪木 正道
(元防衛大学校長)
〈文献紹介〉
今井隆吉、佐藤誠三郎編著 杉浦 敏夫
『核兵器解体 ― 恐怖の均衡から「平和の配当」へ』
山下正光、高井晋、岩田修一郎著 増田 克巳
『TMD ― 戦域弾道ミサイル防衛』
第13号 1995年(平成7年) 3月
第22回防衛学研究発表会特集
〈巻頭言〉
戦後50年を回顧して 松本 三郎
〈特別講演〉
今後の日本の安全保障政策と防衛力 渡邉 昭夫
─ 防衛問題懇談会の報告をめぐって ─ (青山学院大学教授)
〈研究報告〉
アメリカと中国を敵にまわした日本 吉橋 誠
― 満州事変以降の転換点となった政戦略判断 ―
ソ連海軍からロシア海軍へ 橋本 謙造
航空戦におけるレーダーの役割について 升谷 允則
アクティブ制御技術 金井 嘉美雄
─ CCVと4WS・双翼ミサイルへの適用 ─
〈論 文〉
パキスタンの核開発の実態・背景・将来 西脇 文昭
― 現地調査を踏まえて ―
〈資 料〉
独裁の概念について(その2) 猪木 正道
(元防衛大学校長)
〈文献・資料紹介〉
Shai Feldman and Ariel Levite,eds.,
Arms Control and the New Middle East
Security Environment 永澤 勲雄
U.S.Department of Defense,
Defense Science and Technology Strategy ―
September 1994 新治 毅
第14号 1995年(平成7年)10月
〈巻頭言〉
防衛学の研究と学習について 猪木 正道
(〔財〕平和・安全保障研究所会長)
〈特別寄稿〉
戦後50年のミスマッチ 古澤 忠彦
(海上自衛隊舞鶴地方総監)
〈論 説〉
防衛戦略と兵器体系に関する一考察 村田 文生
技術力による安全保障の提言 今久保 宏大
自衛隊におけるこれからの宇宙通信利用 小川 憲一郎
工藤 悟
小川 貴志
〈論 文〉
米国の東アジア戦略の変遷 加古 龍三
― 第1次から3次にわたる東アジア戦略構想の比較検討 ―
明治期における攻勢戦略の確立 黒野 耐
― 日清戦争後から日露戦争の間 ―
〈研究ノート〉
原爆投下決定をめぐる研究動向 戸部 良一
太平洋戦争における日米の情報収集 田中 宏巳
― 米議会図書館所蔵旧陸海軍資料を中心に ―
〈文献紹介〉
中山隆志著『一九四五年夏 最後の日ソ戦』 村崎 浩
柘山尭司著『PKO法理論序説』 山本 由春
Schuyley Foerster & Edward N. Wright eds.,
AMERICAN DEFENSE POLICY:Sixth Edition 武冨 龍治
第15号 1996年(平成8年)3月
第23回防衛学研究会特集
〈特別講演〉
戦後50年の日本と世界 林 健太郎
(東京大学名誉教授)
電子機器における実装技術の潮流 中村 義一
― 電子機器の小型化、高性能化 ―
〈研究報告〉
転換期におけるアジア太平洋地域の安全保障 神谷 万丈
海軍の任務の変遷に関する一考察 西田 利雄
日露戦争と報道統制 羽鳥 紀道
装備行政からみた日本陸軍近代化の問題点 青山 護・小野 博
〈特別寄稿〉
防衛大学校における防衛学を巡る動き 樋山 周造
〈課外講演〉
これからの軍備管理と日本の安全保障 阪中 友久
(青山学院大学教授)
〈研究ノート〉
日本の航空産業の発展と外国技術 シグルン・カスパリ
(一橋大学産業経営研究所研究員)
〈教育資料〉
CAXの現状と今後の課題について 浮城 洋一
〈文献紹介〉
猪木正道著『軍国日本の興亡』 西脇 文昭
徳田八郎衛著『間に合った兵器』 佐藤 秀守
第16号 1996年(平成8年)10月
〈論 説〉
東南アジア諸国から見た中国 松本 三郎
〈講 演〉
「職業軍時代」を考える 冨澤 暉
(前陸上幕僚長)
中国の国防関連支出について(上) 茅原 郁生
南シナ海および東シナ海における
中国の武力行使等に関する一考察 岩崎 繁美
エアーパワーの歴史とその将来 新治 毅
石原莞爾の戦略構想の問題点 長野 耕治
― 戦略的思考モデルによる問題点の解明 ―
28センチ榴弾砲と日露戦争 佐藤 秀守
〈報 告〉
第1回国際防衛学セミナーについて 白畑 英彌
〈文献紹介〉
知られざる予言者ジョン・マクマレー(1881~1960) 太田 述正
Edited, and with Introduction by Arthur Waldron,
HOW THE PEACE WAS LOST
第17号 1997年(平成9年) 3月
第24回防衛学研究発表会特集
〈特別講演〉
中国は脅威か 中嶋 嶺雄
(東京外国語大学長)
戦闘プロセスの数理的研究について 飯田 耕司
― 射撃と交戦のOR理論のスキームと研究事例 ―
大東亜戦争における油槽船の安全確保問題が 伊藤 英敏
日本の海軍の作戦に及ぼした影響
ロシアの政党 角田 安正
― 党綱領に基づく各政党の政治的位置付け ―
中国の核戦略に関する一考察 武冨 龍治
― 最小限抑止から限定的抑止へ ―
集団的安全保障の理論と現実 室園 信宏
― 集団的安全保障制度の史的考察 ―
中国の国防関連支出について(下) 茅原 郁生
〈特別寄稿〉
黄長火華書記亡命の背景とこれからの金正日体制 吉田 康彦
― 手ごわい「革命第二世代」=テクノクラートの台頭 ― (埼玉大学教授)
〈文献紹介〉
茅原郁生編『中国エネルギー戦略』 新治 毅
第18号 1997年(平成9年)11月
防衛学研究発表会25周年記念号
〈巻頭言〉
防衛学研究発表会25周年にあたって 松本 三郎
〈講 演〉
第一次世界大戦に学ぶ 平間 洋一
― 日英同盟から「4ヵ国条約」へ ―
戦争と平和の法 色摩 力夫
(浜松大学教授・元駐チリ大使)
大正期における航空局の創設・移管問題 礒部 巖
これからの日本の軍事的な危機管理に関する一考察 興梠 隆博
ポスト冷戦期におけるわが国の海上防衛力の 末吉 正孝
役割に関する一考察
〈論 説〉
『孫子』地形篇再考 木村 清順
防衛学の教育・研究の現状と課題 川村 康之
― 防衛大学校における防衛学体系に関する一考察 ―
〈特別寄稿〉
対人地雷禁止条約締結への課題 新井 鐘次郎
(国際問題評論家・政治学博士)
〈報 告〉
中国人民解放軍国防大学を訪ねて 杉之尾 孝生
第2回防衛学国際セミナーについて 佐貫 由明
Summary of the International Seminars for
Military Science H.Shirahata,Y.sanuki
〈文献紹介〉
栗栖弘臣著『安全保障概論』 呑田 好文
第19号 1998年(平成10年) 3月
防衛学研究発表会25周年記念号(II)
〈特別講演〉
日本外交と防衛の課題 松永 信雄
(日本国際問題研究所理事長・元駐米大使)
吉田茂の“新国軍構想”と日本国憲法に対する態度 永澤 勲雄
― もう一つの吉田茂像 ―
高木正實陸軍少将にみる軍人の資質に関する一考察 黒木 実馬
中国の軍事技術の現状と将来 瀬川 博
日米防衛協力関係の歴史と米国の対日技術戦略 新治 毅
ミサイルの誘導と迎撃 馬場 順昭
― 飛行力学と誘導理論の観点から ―
『孫子』原思想の探求(1) 木村 清順
〈特別寄稿〉
UNSCOM,その活動とイラクの妨害への対応 倉田 英世
― 冷戦崩壊後の国際抗争と国連の役割 ― (外務省参与・国連特別委員会委員)
〈戦略環境研究分科会〉
戦略環境の変化と日本の安全保障 田中 明彦
― 「国民非常事態法」立法化の提言をめぐって ― (東京大学東洋文化研究所助教授)
〈文献紹介〉
人道法国際研究所編・竹本正幸監訳 溝下 素夫
『海上武力紛争法 ― サンレモ・マニュアル解説書』
〈研究会だより〉
第20号 1998年(平成10年)11月
〈特別講演〉
21世紀の防衛戦略を考える 西元 徹也
― 変化・変革の時代への対応 ― (防衛庁顧問・元統合幕僚会議議長)
〈講 演〉
最近の沖縄問題 嶋口 武彦
(総理府国際平和協力本部事務局次長)
西太平洋における海軍力の変遷と今後の展望 辻 一敏
韓国海軍の興隆 高橋 大二郎
― 生い立ちから観る将来像 ―
情報面からとらえた日米安全保障体制 倉内 繁光
― 真のパートナーとなるために ―
位置情報のための新しい基準点に関する一考察 藤田 誠
― 軽易に活用できる新しい基準点の可能性について ―
『孫子』原思想の探求(2・完) 木村 清順
〈特別寄稿〉
日本海海戦劈頭東郷艦隊が行った敵前大回頭の解説と評価 外山 三郎
〈報 告〉
第3回国際防衛学セミナーについて 山上 登
〈文献紹介〉
加藤 朗 編
国際関係学叢書②『脱冷戦後世界の紛争』 永澤 勲雄
〈研究会だより〉
第21号 1999年(平成11年) 4月
第26回防衛学研究発表会特集
〈特別講演〉
国連と日本の役割 小和田 恆
(前国際連合日本政府常駐代表 特命全権大使)
〈講 演〉
軍隊と警察の本質的差異 色摩 力夫
(浜松大学教授・元チリ大使)
軍事組織と経営学・組織論 鎌田 伸一
現代の戦略問題とクラウゼヴィッツ『戦争論』 川村 康之
パナマ運河の返還が戦略環境に及ぼす影響について 岩崎 繁美
海上自衛隊の航法支援システムについて 河邉 寛
核弾道ミサイルの効果と防御について 米田 正明
燃料空気爆薬兵器について 上島 義夫
〈特別寄稿〉
国連は軍縮分野で権威を保つ努力を望む 倉田 英世
─ イラクの大量破壊兵器廃棄活動の経緯と現況 ─ (国連特別委員会委員)
〈書 評〉
『逆説の軍隊』を読む 冨澤 暉
─ ひとりひとりの史観を求めて ─ (元陸上幕僚長)
〈文献紹介〉
最近の安全保障関係文献 村井 友秀
〈研究会だより〉
第22号 1999年(平成11年)11月
〈特別講演〉
北朝鮮工作船事案について 佐久間 一
(元統合幕僚会議議長・元海将)
〈論 説〉
クラウゼヴィッツの視点から「軍事力の本質」を考える 前原 透
─ 新刊『軍事学入門』に関連して ─
防衛大学校・防衛学研究会編 志方 俊之
『軍事学入門』(かや書房)を読んで
航空省設置に対する陸海軍の確執 礒部 巌
旧會津藩士廣澤安任の南部産馬改良事跡 武市 銀治郎
〈特別寄稿〉
国際社会における軍の役割の変化 太田 文雄
─ 抑止戦略から安定化戦略への移行の中で ─
〈研究ノート〉
海洋の自由維持のための日米安保再々定義の提唱 神山 卓也
〈報 告〉
21世紀の士官学校における戦史教育の在り方 吉村 潤
─ 第4回国際防衛学セミナー成果報告─
士官学校における「戦略」の教育について 瀬井 勝公
─ 第5回国際防衛学セミナーの報告 ─
〈追 悼〉
土田國保第4代学校長と防衛学研究発表会 永澤 勲雄
〈研究会だより〉
第23号 2000年(平成12年) 5月
第27回防衛学研究発表会特集
〈特別講演〉
朝鮮半島情勢と日本の防衛 小此木 政夫
(慶応義塾大学法学部 教授)
〈研究報告〉
中国における党軍関係の新たなベクトル 山内 敏秀
─ 野戦軍将校団から国防大学へ ─
IW(情報戦)に対する自衛隊の対応に関する一考察 有井 正夫
第二次世界大戦における戦闘組織の日米比較 河野 仁
─ 米軍兵士の視点から ─
武器移転に対する国際的輸出管理の動向と日本の対応 米山 多佳志
関東軍の独走について 中山 隆志
〈論 文〉
『孫子』における「勢」の意味について 木村 清順
─ 「勢」は“藝”(戦略・戦術、指揮・統御)の義を含む─
〈論 評〉
平成11年防衛白書について
─ 回想と解説 ─ 太田 述正
戦争・危機と‘在りのまゝに見る’能力 重松 正彦
〈文献紹介〉
中山隆志著 『関東軍』(講談社) 杉之尾 宜生
第24号 2001年(平成12年)11月
〈特別講演〉
同盟と自主性─ 国際比較において─ 西原 正
吉田首相の極秘のメモランダム 永澤 勲雄
「日本再軍備案」の起源について
台湾出兵
─ 明治海軍建設過程とのかかわりにおいて ─ 吉村 正彦
戦略の策定過程に関する一考察 小曲 一之
─ 行動方針の列挙に関わる理論及び手法 ─
〈資料と解説〉
久保卓也「防衛に関する業務と予算の科学的管理について」 太田 述正
(1977.1.17)より
〈報 告〉
現代士官学校における統率教育 第6回国際防衛学セミナー実行部会
─ 第6回国際防衛学セミナー成果報告 ─
〈文献紹介〉
D・M・コッツ/F・ウィア著、角田安正訳
『上からの革命─ソ連体制の終焉─』 飯田 建一
ブライアン・ボンド著、川村康之監訳
『戦史に学ぶ勝利の追求
─ナポレオンからサダム・フセインまで─』 徳田 正行
韓国国防軍史研究所編・翻訳・編集委員会訳
『韓国戦争(第1巻)─人民軍の南侵と国連軍の遅滞作戦─』 相樂 允
〈研究会だより〉
第25号 2001年(平成13年)6月
第28回防衛学研究発表会特集
〈特別講演〉
21世紀を迎えた日本の安全保障 五百旗頭 真
(神戸大学大学院法学研究科教授)
〈研究報告〉
国際刑事裁判所規程と日本 真山 全
冷戦後の新たな紛争の方向性 武田 憲一
─ 「湾岸戦争」、「ユーゴ紛争」及び
「チェチェン紛争」を事例として─
〈特別寄稿〉
国際安全保障と自衛隊 冨澤 暉
─ 国際社会における自助・共助・公助のありかたと (元陸上幕僚長)
その問題点─
〈論 文〉
カンボジア秘密爆撃 井上 嘉史
─ ニクソンのベトナム戦争終結構想の挫折─
〈文献紹介〉
道下徳成、石津朋之、長尾雄一郎、加藤朗著
『現代戦略論-戦争は政治の手段か-』 永澤 勲雄
Kurt W.Radtke and Raymond Feddema,eds.,
Comprehensive Security in Asia:Views from Asia
and the West on a Changing Security Environment 戸部 良一
龍澤邦彦著(中央学院大学地方自治センター編)
『宇宙システム ─宇宙開発のための法制度─』 米田 富太郎
〈研究会だより〉
第26号 2001年(平成13年)11月
〈論 説〉
「テロ対策特別措置法」の成立と今後の課題 冨澤 暉
(元陸上幕僚長)
〈研究ノート〉
ニクソンによる生物兵器廃棄の一方的宣言 黒木 新司
- その軍事的、戦略的背景 -
航空戦力の造成と日本航空機産業 新治 毅
- 大東亜戦争における航空機産業崩壊要因を中心にして -
日本の戦時工業労働力 荒川 憲一
- 航空機工業を中心に -
簡本『孫子』の考察 木村 清順
- そのテキスト全文の復元を試みる -
〈特別寄稿〉
国連「経済制裁」の正当性と 新井 鐘次郎
再構築に関する一考察(I) (国際問題評論家、政治学博士)
〈報 告〉
士官学校における軍事科学技術教育 第7回国際防衛学セミナー実行部会
- 第7回国際防衛学セミナー報告 -
〈文献紹介〉
生天目 章著
シリーズ意思決定の科学②『戦略的意思決定』 島内 和良
〈研究会だより〉
第27号 2002年(平成14年)6月
第29回防衛学研究発表会特集号
〈特別講演〉
21世紀 日本存立の条件 中西 輝政
(京都大学総合人間学部教授)
〈論 文〉
占領下日本での朝鮮戦争後方支援 靍田 久雄
米国の冷戦後戦略の変遷 西脇 文昭
-「QDR2001報告書」を中心に-
〈研究ノート〉
インドネシアの資源と分離独立運動 椎名 敏明
-島嶼における資源ナショナリズムの台頭-
戦略の策定過程に関する一考察 小曲一之 川原幸祐
-「実行可能性」等の評価の危険性-
〈講 演〉
科学技術の基礎研究-安全保障の観点から- 菅野 等
〈研究分科会〉
テロリズムと『戦争論』 ブライアン・ボンド
(ロンドン大学名誉教授)
戦史に見る統率、軍人の倫理 中山 隆志
〈特別寄稿〉
国連「経済制裁」の正当性と 新井 鐘次郎
再構築に関する一考察(II) (国際問題評論家・政治学博士)
〈文献紹介〉
国際法学会「編」
日本と国際法の100年 第10巻『安全保障』 永澤 勳雄
Harry G.Summers,Jr.,
The New World Strategy: A Military Policy for
America`s Future(杉之尾、久保訳『アメリカの戦争の仕方』) 鎌田 伸一
[資料]サマーズ大佐の
‘The New World Strategy’から学ぶ J.M.FUKUDA
〈研究会だより〉
第28号 2003年(平成15年)1月
〈特別講演〉
21世紀の日米同盟と自衛隊 柳井 俊二
(中央大学教授・前駐米大使)
〈研究ノート〉
航空戦の攻防に関する一考察 前田 勇
-航空優勢獲得の観点から-
現代心理戦の様相と今後の課題 岩田 忠久
沖縄戦の住民避難から考察する現代の民間防衛 丸田 洋司
(シビル・ディフェンス)の問題点
墨子の国防・軍事思想の考察 木村 清順
-戦国時代における反侵略主義の提唱-
〈特別寄稿〉
UNMOVICによるイラクの大量破壊兵器 倉田 英世
査察・廃棄活動の再開に当たって (元国連特別委員会委員)
〈資 料〉
イラク問題クロノロジー・関連国連安保理決議 永澤 勲雄
〈文献紹介〉
岡崎久彦 著
『情報戦略のすべて』 瀬井 勝公
〈研究会だより〉
第29号 2003年(平成15年)6月
第30回防衛学研究発表会特集号
〈記念シンポジウム:基調講演〉
シビル・ディフェンスと有事法制のあり方 郷田 豊
(日本クラウゼヴッツ学会会長)
緊急時における自治体の危機管理について 志方 俊之
(帝京大学教授、東京都参与)
〈論 文〉
新しい戦争における軍事力の役割 小池 重倫
-9.11に始まった「対国際テロ戦争」を中心として-
わが国のジュネーブ条約追加議定書加入における問題点 出口 憲七
-戦闘員の識別義務をめぐって-
〈研究ノート〉
軍事における革命と米空軍の新たな航空戦略 源田 孝
-非対称戦への対応に関する一考察-
海賊に関する史的考察 高橋 史克
-近世における海賊活動と海賊制圧活動-
『孫子』の思想は春秋時代のものか 木村 清順
-孫武の伝記と春秋時代の軍事状況を分析する-
〈戦略環境研究分科会〉
フセイン政権の行方と“新政権”の展望 酒井 啓子
(アジア経済研究所主任研究員)
米国による対イラク先制攻撃への背景と
その「正当性」をめぐる問題 永澤 勲雄
(『資料』イラク戦争関連クロノロジー・安保理決議等)
〈文献紹介〉
宮坂直史『国際テロリズム論』 村井 友秀
〈研究会だより〉
第30号 2004年(平成16年)3月
第30号発刊記念号
〈特別講演〉
9.11以後の世界システムについて 田中 明彦
(東京大学東洋文化研究所長)
イラク戦争後の中東の諸問題 立山 良司
〈特別寄稿〉
会誌『防衛学研究』の30号を祝す 髙山 雅司
〈論 文〉
台湾近海における米中の防衛戦略と南西諸島の重要性 山川 純次
イラク戦争(イラク自由作戦)における
陸上戦術通信とその教訓 青山 護・ 加藤 三千夫
我が国情報収集衛星導入の意義と今後の課題 長峰 克己
-「日米同盟」の現状を踏まえて-
〈研究ノート〉
中国空軍のゆくえ 園田 和博
-作戦機の近代化に見る-
マリアナ沖における航空戦 井上 偉彦
-何故、完膚無きまでに敗れたか-
〈戦史研究分科会〉
マレー攻略と真珠湾攻撃の軍事戦略と 井口 武夫
最後通告をめぐる問題 (尚美学園大学教授)
〈資 料〉
防衛学教育50年の歩みと研究活動 永澤 勲雄
〔付録〕保安学、陸・海・空防衛学教室、
防衛学教育学群所属歴代教官名簿
〈研究会だより〉
第31号 2004年(平成16年)7月
〈特別寄稿〉
『防衛大学校五十年史』を読んで 松本 三郎
-防衛大学校における士官教育-
〈論 文〉
第一次上海事変の停戦交渉 影山 好一郎
-交渉の難航と海軍、陸軍、外務省の係わり-
最近のナチス戦犯裁判と国際刑事法の発展過程 佐藤 宏美
武力紛争法の適用の始期 鈴木 和之
-暴力行為の烈度問題を中心にー
民間防衛組織のレゾンデートルと市民の参加動機 小栁 順一
-バーナードの組織均衡理論の有効性と能率による分析
を通して-
21世紀に求められる危機管理組織の
トランスフォーメーション(構造転換) 神藤 猛
〈講 演〉
熱電交換と防衛技術 守本 純
〈文献紹介〉
黒野 耐 著『参謀本部と陸軍大学校』 横山 久幸
冨澤 暉 編著
『シンポジウム・イラク戦争
-軍事革命(RNA)の実態を見る-』 永澤 勲雄
〈研究会だより〉
第32号 2005年(平成17年)2月
特集:米軍のトランスフォーメーションと在日米軍基地
1. 10年来の課題・米軍の変身(トランスフォーメーション) 冨澤 暉
(元陸上幕僚長)
2. 在日米軍基地をめぐる諸問題 嶋口 武彦
(前防衛施設庁長官)
〈特別講演〉
ジュネ-ヴ条約追加議定書加入 嘉治 美佐子
-経緯と課題- (外務省儀典総括官、前人権人道課長)
歴史と戦略教育 ウイリアムソン・マーレー
(オハイオ州立大学名誉教授)
〈講 演〉
ニューギニア戦から見た太平洋戦争 田中 宏巳
-時代区分と各期の特徴-
陸軍特攻作戦に関する一考察 池本 美行
-陸軍航空特別攻撃隊第26振武隊を例に-
『管子』の軍事思想と『孫子』の関係 木村 清順
〈資 料〉
米国の新しい『国家軍事戦略』について 堤 明夫
〈文献紹介〉
マクレガー・ノックス/ウイリアムソン・マーレー編著、
今村伸哉訳 『軍事革命とRMAの戦略史』 青山 護
〈研究会だより〉
第33号 2005年(平成17年)10月
〈特別寄稿〉
戦前日本の政軍関係 戸部 良一
―最近の研究動向からー
中国の国家戦略 平松 茂雄
―核開発、宇宙開発、海洋進出― (杏林大学社会科学部教授)
〈論 文〉
アイデンティティ戦争とクラウゼヴィッツの 黒木 新司
『奇妙な三位一体の再生』
1930年代前半の海軍宣伝とその効果 福田 理
米陸軍のCivil Military Operations 今村 英二郎
〈文献紹介〉
平間洋一 著『日露戦争が変えた世界史』 中山 隆志
太田文雄 著『「情報」と国家戦略』 上野 一哉
石津朋之、立川京一、道下徳成、塚本克也編著
『エア・パワー―その理論と実践―』 千川 一司
村瀬信也、真山全 扁
『武力紛争の国際法:International Low of Armed Conflict』 永澤 勲雄
〈研究会だより〉
第34号 2006年(平成18年)3月
〈特別寄稿〉
わが国の安全保障政策の流れと日米関係 大河原 良雄
(〔財〕世界平和研究所理事長)
〈論 文〉
核拡散の動向とブッシュ政権の国防政策 岩田 修一郎
在外米軍地位協定について 山口 昭和
―接受国の改正要求と米国の対応パターンー
わが国の戦闘機共同開発の課題 井上 偉彦
自衛隊の射撃場・爆薬庫建設をめぐる問題点と対策 大野 友則
〈戦略環境研究分科会〉
テーマ:現代の戦略環境と自衛隊の役割
Ⅰ、「安全保障の手段」としての自衛隊 冨澤 暉
(東洋学園大学客員教授・元陸幕長)
Ⅱ、伝統的な国家脅威に加わった非国家脅威 太田 文雄
(安全保障・危機管理教育センター長)
Ⅲ、自衛隊とは何なのか 色摩 力夫
―「軍隊」と「警察」の本質的差異― (元駐チリ大使)
〈資 料〉
防衛庁長官、国家公安委員会委員長による
「治安出動の際における治安の維持に関する協定」 永澤 勲雄
〈文献紹介〉
平松茂雄 著『中国の安全保障戦略』 長内 辰也
高井 晉 著『国連安全保障法序説-武力の行使と国連』 佐藤 宏美
野中郁次郎、戸部良一、鎌田伸一、村井友秀、他(編著)
『戦略の本質―戦史に学ぶ逆転のリーダーシップ』 川村 康之
〈研究会だより〉
第35号 2006年(平成18年)11月
〈特別寄稿〉
防衛学を考える 冨澤 暉
(東洋学園大学客員教授・元陸上幕僚長)
〈論 文〉
米軍再編とNetwork-Centric Warfare 加藤 朗
米国のシビル・ミニタリー・オペレーション(CMO)の史的展開 小栁 順一
―民軍協力の生成と発展過程―
〈研究ノート〉
陸上自衛隊に対する「領域警備」任務付与の必要性 大林 康夫
〈特別講演〉
多国間協力・統合におけるリーダーシップ トーマス・ファーゴ
(前米太平洋軍司令官・退役海軍大将)
〈資 料〉
対北朝鮮国連安保理決議、並びに議長声明、六者会合共同声明 永澤 勲雄
〈文献紹介〉
山口 厚、中谷和弘、編著『安全保障と国際犯罪』 田中 誠
偕行社日露戦史刊行委員会 編著
『大国ロシアに何故勝ったのか―日露戦争の真実―』 川上 哲一
小高 泰 著『ベトナム人民軍隊―知られざる素顔と軌跡』 戒能 善春
〈研究会だより〉
第36号 2007年(平成19年)3月
〈特別寄稿〉
メディアが報じていない「アーミテージ・レポートその2」 太田 文雄
―米戦略・国際研究所(CSIS)報告書『日米同盟』について―
ゲーム理論と防衛 宝崎 隆裕
〈論 文〉
米国戦略の変化と中東 孫崎 享
―特に米国のイラク戦争を軸にしてー
戦時復仇の機能・要件再考 田中 誠
〈研究ノート〉
東南アジアにおける共同軍事演習の変遷と安全保障への影響 長内 辰也
〈資 料〉
北朝鮮の非核化に関する六者合意文書 永澤 勲雄
「共同声明の実施のための初期段階の措置」(英・和文)
〈研究余滴〉
昭和20年戦時下2冊の日記 荒川 憲一
―清沢洌『暗黒日記』と山田風太郎『戦中派不戦日記』―
〈文献紹介〉
赤根谷達雄、落合浩太郎 編著
増補改訂版『「新しい安全保障」論の視座』 千川 一司
高田朝子 著『危機対応のエフィカシー・マネジメント』 加藤 直樹
〈研究会だより〉
第37号 2007年(平成19年)11月
〈学会設立記念講演〉
防衛学の必要性と可能性 渡邉 昭夫
(日本防衛学会会長)
〈特別講演〉
技術がもたらす国際社会への影響 ウィリアム・J・ペリー
―多くの成功と幾つかの失敗─ (第19代米国防長官)
(Technology: Many Triumphs; A Few Tragedies)
〈特別寄稿〉
ポツダム宣言と戦後日本 五百旗頭 真
(防衛大学校長)
〈論 文〉
危機における意思決定と「運用継続性」 神藤 猛
―高信頼性組織理論から見たミッドウェー海戦─
米華相互防衛条約の参戦条項 松島 和美
―第1次・第2次台湾海峡危機を事例として─
〈研究ノート〉
日清戦争における台湾作戦 戒能 善春
―戦争か治安か─
国家の政策と個人的価値観の相克 坂口 大作
―ワタダ中尉とアイヒマンの比較─
国際平和活動における民軍協力 今村 英二郎
〈書評・文献紹介〉
加藤陽子 著『満州事変から日中戦争へ』 荒川 憲一
村井友秀・真山全編著
『安全保障学のフロンティア―21世紀の国際関係と公共政策 Ⅰ
現代の国際安全保障』
『安全保障学のフロンティア―21世紀の国際関係と公共政策 Ⅱ
リスク社会の危機管理』 加藤 朗
〈学会だより〉
第38号 2008年(平成20年)3月
〈特別寄稿〉
海上におけるテロリズムとたたかう リューディガー・ヴォルフルム
―国際法の下での選択肢と限界― (国際海洋法裁判所長)
(Fighting Terrorism at Sea:
Options and Limitations under International Law)
〈特別講演〉
米軍の「変革」と「再編」 山口 昇
─我が国にとっての意義と課題― (陸上自衛隊研究本部長)
吉田茂の安全保障観 中西 寛
─帝国経営から海洋国家へ─ (京都大学公共政策大学院教授)
〈論 文〉
OEFとISAFの指揮関係 小川 健一
―有志連合と同盟の「共働(synergy)」―
国連平和維持活動への要員提供と政治体制、 久保田 徳仁
犠牲者敏感性
―LebovicのHeckman Selection Modelの適用・拡張を通じて―
国防省機能にみるロシアの政軍関係の展開 岡田 美保
国民保護法制下における自衛隊の運用 河木 邦夫
―ジューネーヴ諸条約第1追加議定書から見た「避難住民の誘導」―
〈書評・文献紹介〉
村井友秀、阿部純一、浅野亮、安田淳 編著
『中国をめぐる安全保障』 川中 敬一
アーネスト・バーカー著(堀豊彦、藤原保信、小笠原弘親訳)
『政治学原理』(Principles of Social and Political Theory) 轟 孝夫
防衛技術ジャーナル編集部 編〈防衛技術選書〉
兵器と防衛技術シリーズ①『航空機技術のすべて』 井上 偉彦
茅原郁生 編『中国軍事用語事典』 本村 久郎
〈学会だより〉
日本防衛学会第1回(平成19年度)研究大会報告、他
第39号 2008年(平成20年)9月
〈日本防衛学会 第1回記念シンポジウム〉
開会挨拶 渡邉 昭夫
(日本防衛学会会長)
基調講演 「新しい時代の“日中韓”関係」 中曽根 康弘
(世界平和研究所会長・元内閣総理大大臣)
パネル・ディスカッション
司 会: 渡邉昭夫
パネリスト:五百旗頭真 小此木政夫 倉田秀也 国分良成 冨澤 暉
〈特別講演〉
新しい国際構造の戦略地政学と経済地政学 イオアニス・ルーカス
―NATOの東方拡大を中心として―
(Geostrategy and Geoeconomy of the New International Structure:
Focused on the Expansion of NATO towards East)
〈論 文〉
内戦後の権力共有の形態と和平合意の持続性 山本 健
―ルワンダ、ブルンジの和平合意を事例として―
「提督たちの反乱」とルイス・A・ジョンソン 伊藤 潤
―米国の国家安全保障法下におけるシビリアン・コントロールと国防長官の役割―
〈研究ノート〉
小国の核は大国の軍事的影響力を無効にするのか? 長尾 賢
―9.11とインド国会襲撃事件後の対パキスタン強制外交を例に―
〈書評・文献紹介〉
石津朋之著
『リデルハートとリベラルな戦争観』 川村 康之
John R. Deni, Alliance Management and Maintenance:
Restructuring NATO for the 21st Century 小川 健一
加藤 朗著
戦略研究学会編「戦争・軍事戦略」シリーズ
〈ストラテジー選書1〉『兵器の歴史』 加藤 三千夫
高田 純著
『核爆発災害―そのとき何が起こるのか』 井上 偉彦
防衛技術ジャーナル編集部編〈防衛技術選書〉
兵器と防衛技術シリーズ④『海上防衛技術のすべて』 伏見 准
〈学会だより〉
第40号 2009年(平成21年)3月
〈追悼文〉
松本三郎先生を悼む 五百旗頭 真
〈特別講演〉
戦後の終わりと今後の日本の安全保障 北岡 伸一
「テロとの戦い」と米国の新海洋戦略 吉田 正紀
複雑な危機管理から包括的な危機管理へ マウリ・コスケラ
―拡大された 軍隊の役割、教育訓練を中心として―
(From Complex to Comprehensive Crisis Management:
Extended Role of Military - Focused on Training and Education)
〈論 文〉
冷戦後における米韓同盟の構造的変化の力学 裵 晙亨
-同盟理論による作戦統制権問題の分析-
ロシアのRMA-プーチン政権期の軍の近代化政策- 工藤 仁子
中国の領土問題に関する軍事行動の判断基準 原 由起子
〈研究ノート〉
事態対処関連法制における国際人道法の的確な 林 浩一
実施についての一考察 ―自衛隊による措置を中心として―
〈書評・文献紹介〉
浅野豊美著『帝国日本の植民地法制-法域統合と帝国秩序-』 戸部 良一
アーチー・ブラウン著、小泉直美・角田安正訳
『ゴルバチョフ・ファクター』 岡田 美保
清水多吉・石津朋之編『クラウゼヴィッツと「戦争論」』 黒木 新司
防衛技術ジャーナル編集部編〈防衛技術選書〉
兵器と防衛技術シリーズ⑤『陸上防衛技術のすべて』 関口 健兒
〈学会だより〉
日本防衛学会第2回(平成20年度)研究大会報告、他
第41号 2009年(平成21年)9月
〈特別講演〉
オバマ新政権と日米の安全保障関係(米国の視点) マイケル・メザーブ
(在日米国大使館 政務担当公使)
オバマ新政権と日米の安全保障関係(日本の視点) 田中 均
(日本国際交流センター シニア・フェロー)
オバマ政権と日米関係 ジェームズ・E・アワー
(The Obama Administration and Japan - U.S. Relations)
(ヴァンタービルト大学日米研究協力センター所長)
〈特別寄稿〉
「防衛計画の大綱」の変遷 冨澤 暉
日米安全保障体制の在り方 孫崎 享
〈論 文〉
兵家が献策した魏国防衛戦略 木村 清順
─ 帛書『戦国縦横家書』第26章の戦国故事の考察 ─
〈書 評〉
西村繁樹編著 『戦略の強化書』 石津 朋之
丸茂雄一著 『概説 基地行政法
―基地行政のデュー・プロセス―』 林 浩一
ポール・ポースト著、山形浩生訳
『戦争の経済学』(The Economics of War) 武藤 功
茅原郁生編著 『中国の軍事力―2020年の将来予測―』 川中 敬一
G. John Ikenberry and Takashi Inoguchi, eds., The Uses of Institutions:
The U.S., Japan, and Governance in East Asia 米内 修
〈学会だより〉
第42号 2010年(平成22年)3月
〈特別講演〉
国連活動と自衛隊の役割 明石 康
―PKO活動の過去と現在― (国際文化会館理事長、元国連事務次長)
〈特別寄稿〉
航空自衛隊の国際協力活動 織田 邦男
―現場から見たイラク派遣―
派遣海賊対処行動航空隊 福島 博
―ソマリア沖・アデン湾における自衛隊の活動状況―
〈論 文〉
無秩序に備えたクリオとマルス コンラッド C.クレーン
―軍事史から見た複合的平和と戦争の新段階―
(Clio and Mars Preparing for Chaos: Using Military History
to Educate for Complex Peace and the Graduate Level of War)
旧日本軍の軍法会議における司法権と統帥権 山本 政雄
欧州安全保障防衛政策(ESDP)形成過程における
英仏両国の果たした役割 今吉 真一
―サンマロ首脳会談の意義―
〈研究ノート〉
日韓防衛交流の進展と停滞 松下 竜朗
―信頼醸成措置の可能性と限界―
〈書 評〉
太田文雄著 『同盟国としての米国』 孫崎 亨
楠 綾子著 『吉田茂と安全保障政策の形成 永澤 勲雄
―日米の構想とその相互作用,1943~1952年―』
Narushige MICHISHITA,
North Korea's Military-Diplomatic Campaigns:1966-2008 渡邊 武
〈学会だより〉
日本防衛学会第3回(平成21年度)研究大会報告、他
第43号 2010年(平成22年)9月
〈論 文〉
2009年国防白書に見るオーストラリア労働党政権の 福嶋 輝彦
外交・安全保障政策
アメリカ外交における南アジア政策の転換 伊藤 兵馬
―第三次インド・パキスタン戦争が与えた影響―
ブッシュ政権におけるカウンター・インフォメーション 三上 正泰
―パブリック・ディプロマシーの再考―
捕虜の本質―捕虜たる身分の法的機能― 黒﨑 将広
〈特別講演〉
日米安保体制の50年 渡邉 昭夫
―岸内閣期の政治・外交を中心に―
日本側から見た日米安保体制の実際 加藤 良三
(前駐米大使)
米国側からみた日米安保体制の実際 ジョージ・R・パッカード
(米日財団理事長)
〈書 評〉
梅本哲也著
『アメリカの世界戦略と国際秩序
―覇権・核兵器・RMA―』 高橋 杉雄
岩田修一郎著
『核拡散の論理―主権と国益をめぐる国家の攻防―』 戸﨑 洋史
〈学会だより〉
日本防衛学会・防衛法学会 日米安保50周年記念
合同研究大会・公開シンポジウム報告、他
第44号 2011年(平成23年)3月
〈論 文〉
9.11同時多発テロとウェストファリア体制の動揺 加藤 朗
気候変動交渉を支配するパワー 高沢 剛史
―COP15 におけるレジーム形成過程を事例にして―
〈研究ノート〉
スエズ危機における英国の選択 三宅 隆夫
-なぜ軍事力を行使したのか-
NATOの脅威認識の変化 畠山 京子
―グルジア紛争が与えた影響―
〈特別講演〉
中国の台頭とアジア太平洋の安全保障 国分 良成
〈特別寄稿〉
東アジアにおける平和の条件 村井 友秀
〈講 演〉
亚太安全形势和中日安全关系(アジア太平洋地域の 欧陽 維
安全保障情勢と日中安全保障関係) (中国国防大学戦略教研部教授)
〈資料解説〉
「平成23年度以降に係る防衛計画の大綱について」(22大綱)松田 康博
〈書 評〉
Mark Galeotti (ed.)
The Politics of Security in Modern Russia 岡田 美保
〈文献紹介〉
春原 剛著
『甦る零戦-国産戦闘機vsF-22の攻防-』 井上 偉彦
〈学会だより〉
日本防衛学会 第4回(平成22年度)研究大会報告、他
第45号 2011年(平成23年)9月
〈論 文〉
朝鮮問題ジュネーブ会議と米国の政策 柳田 修
―韓国「平和的統一」当事者化への模索―
〈第4回シンポジウム〉
新しい時代の日豪・日印・日韓準同盟関係と東アジアの安全保障
「基調講演」
1 なぜ韓豪印が重要なのか―戦略論の新地平 添谷 芳秀
(慶應義塾大学教授)
2 半島有事における日米韓の連携―今回の震災を教訓にして
齋藤 隆
(前統合幕僚長)
「討論者」 日豪関係:菊池 努(青山学院大学教授)
日印関係:伊藤 融(防衛大学校准教授)
日韓関係:李 鍾元(立教大学教授)
日本外交:中西 寛(京都大学大学院教授)
「座 長」 渡邉 昭夫(日本防衛学会長)
〈研究ノート〉
アメリカの対西ドイツ拡大抑止と「核戦力共有」 有江 浩一
米国の医療及び公衆衛生政策の変遷 天野 修司
―バイオテロの脅威が与えた影響―
〈書 評〉
Nicholas Eberstadt
Policy and Economic Performance in Divided Korea
during the Cold War Era: 1945-91 飯村 友紀
天児慧 三船恵美 編著
『膨張する中国の対外関係―パクス・シニカと周辺国―』 川中 敬一
〈学会だより〉
第4回公開シンポジウム、他
第46号 2012年(平成24年)3月
〈論 文〉
戦略的麻痺の起源とその限界 齋藤 大介
中国の経済体制改革における解放軍の政治的役割 王 鵬
―鄧小平の生産経営活動政策をめぐって―
〈平成23年度研究大会 シンポジウム〉
自衛隊災害派遣の実態と課題
「報 告」
1 陸上自衛隊災害派遣の実態と課題 火箱 芳文
(前陸上幕僚長)
2 東日本大震災における海災部隊 髙嶋 博視
(海上自衛隊災害派遣部隊)の活動 (前横須賀地方総監)
3 東日本大震災災害派遣の実態と課題(航空自衛隊) 長島 修照
(前航空幕僚副長)
「討論者」 勝股 秀通(読売新聞調査研究本部主任研究員)
鎌田 伸一(防衛大学校教授・総合情報図書館長)
「司 会」 冨澤 暉(日本防衛学会副会長)
〈研究ノート〉
気候変動と安全保障 道本 光一郎
―地政学的影響を中心に― 八木 直人
「2010年版報告書」に見るオバマ政権の対中安全保障戦略 土屋 貴裕
〈書 評〉
Michael E. O'Hanlon
The Science of War Defense Budgeting, Military Technology,
Logistics, and Combat Outcomes 久保田 徳仁
John Andreas Olsen and Martin van Creveld(ed.)
The Evolution of Operational Art From Napoleon to the Present
阿部 亮子
〈学会だより〉
日本防衛学会第5回(平成23年度)研究大会報告、他
第47号 2012年(平成24年)9月
〈特別寄稿〉
「独立と平和」そして「世界情勢の変化と軍事」 冨澤 暉
南西諸島の防衛:空・陸・海 ウォレス・グレグソン
(元米国国防次官補)
〈第5回公開シンポジウム〉
我が国の防衛技術戦略を考える:
「武器輸出三原則」の緩和と防衛産業の課題
「基調講演」
1 防衛産業・技術戦略とはなにか 白石 隆
(政策研究大学院大学学長)
2 防衛技術と武器輸出 西山 淳一
(元三菱重工業(株)航空宇宙事業本部副事業本部長)
「座 長」秋山 昌廣 (日本防衛学会顧問)
「討論者」 齋藤 隆(元統合幕僚長)
岡﨑 匠(元防衛省装備施設本部長)
森本 正崇(慶應義塾大学SFC研究所上席所員(訪問))
久保田ゆかり(大阪大学大学院客員准教授)
〈論 文〉
内戦の勝者によるコミットメント問題の克服 吉行 剛
〈書評・文献紹介〉
熊谷光久 著
『日本軍の精神教育―軍紀風紀の維持対策の発展―』 中山 隆志
Roger Mac-Ginty and Andrew Williams,
Conflict and Development 大澤 傑
茅原郁生 著
『中国軍事大国の原点―鄧小平軍事改革の研究―』 村井 友秀
〈学会だより〉
日本防衛学会(平成24年度)春季研究大会報告、他
第48号 2013年(平成25年)3月
〈論 文〉
ASEANの脅威認識と協議ルール 諸永 大
-南シナ海紛争における中国への対応-
〈特別講演〉
「ガイドライン」(日米防衛協力のための指針) 長島 昭久
見直しについて (前防衛副大臣・衆院議員)
〈講和独立60周年記念シンポジウム>
世界のリーダーシップ交代と新たな戦略環境を考える:
アジア太平洋の安全保障構図
「基調講演」
1 米国からの視点を中心に 久保 文明
-オバマ大統領再選と米外交の課題- (東京大学大学院教授)
2 中国からみたアジア太平洋の安全保障の構図 宮本 雄二
(元在中華人民共和国特命全権大使)
「討論者」田中 均(日本総研国際戦略研究所理事長)
下斗米伸夫(法政大学法学部教授)
小此木政夫(九州大学特任教授)
「司 会」 山口 昇(防衛大学校防衛学教育学群教授)
〈研究ノート〉
リソース制約下におけるアジア太平洋へのリバランス 布施 哲
-予算、配備、共同演習の観点から-
ポスト9.11時代における 和田 大樹
グローバルなジハードネットワーク
-アフリカで台頭するイスラム過激派-
サイバー戦争とセキュリティ技術 田中 秀磨・伊東 寛
〈特別企画記録〉
東ティモールPKO10周年 -成果と課題-
〈文献紹介〉
Harold P. Ford,
"The CIA and Double Demonology: Calling the Sino-Soviet Split"
坂口 大作
〈学会だより〉
日本防衛学会(平成24年度)秋季研究大会報告、他
第49号 2013年(平成25年)9月
〈特別寄稿〉
明日のリーダーを養成する ジェームズ・M・デュービック
(Developing Tomorrow's Leaders Today) (米国・戦争研究所シニアフェロー)
〈第6回公開シンポジウム〉
これからの日本防衛の在り方を考える
基調講演 1 森本 敏(前防衛大臣、拓殖大学教授)
2 北岡 伸一(国際大学学長)
〔パネルディスカッション〕
座 長 高見澤將林(防衛研究所所長、現内閣官房副長官補)
パネリスト 渡部 恒雄(東京財団ディレクター兼上席研究員)
高原 明生(東京大学大学院教授)
織田 邦男(三菱重工(株)顧問・元空将)
古澤 忠彦(DRC研究員・元海将)
〈研究ノート〉
災害救援活動における軍民連携 今村 英二郎
CBRNテロ研究の現状と展望 足達 好正
急浮上するインド海軍―その特徴と影響― 長尾 賢
〈学会だより〉
日本防衛学会(平成25年度)春季研究大会報告、他
第50号 2014年(平成26年)3月
〈巻頭言〉
防衛学研究50号を記念して 会長 五百旗頭 真
〈特別寄稿〉
集団的自衛と集団安全保障 冨澤 暉
〈論 文〉
日露戦争の教訓とその活用 小数賀 良二
―歩砲共同思想の萌芽―
〈秋季研究大会・共通論題部会〉
NSC(国家安全保障会議)の在り方を考える
基調報告 1 学 会から: 松田 康博(東京大学大学院情報学環教授)
2 実務家から: 増田 好平(元防衛事務次官)
3 実務家から: 折木 良一( 前統合幕僚長)
討論者 船橋 洋一(日本再建イニシアティブ理事長)
司 会 斎藤 隆(元統合幕僚長・学会副会長)
〈書 評〉
石津朋之著『戦争学原論』 加藤 朗
〈学会だより〉
日本防衛学会(平成25年度)秋季研究大会報告
「特定非営利活動法人日本防衛学会猪木正道賞基金」設立総会報告
〈総目次〉
機関誌『防衛学研究』総目次 第1号(1989.3)~第50号(2014.3)
第51号 2014年(平成26年)9月
〈第6回公開シンポジウム〉
テーマ:安倍政権の外交と安全保障
基調講演 国際情勢の激変と日本の外交・安全保障政策
森本 敏(前防衛大臣・拓殖大学教授)
〔パネルディスカッション〕
パネリスト 田中 均(日本総研国際戦略研究所理事長)
山口 昇(防衛大学校教授・元陸将)
大塚 海夫(海上幕僚監部指揮通信情報部長・海将補)
岩間 陽子(政策研究大学院大学教授)
司 会 村井 友秀(防衛大学校国際関係学科教授)
〈論 文〉
ハマスと化学テロ ―化学テロの要因についての分析― 足達 好正
〈研究ノート〉
災害救命スクランブル概論
―大規模災害における時間要素を基軸にした組織間連携― 笠井 宗一郎
〈書 評〉
Carnes Lord and Andrew S. Erickson, eds.
Rebalancing U.S. Forces:
Basing and Forward Presence in the Asia-Pacific 佐野 秀太郎
〈学会だより〉
日本防衛学会(平成26年度)春季研究大会報告、他
第52号 2015年(平成27年)3月
〈特別企画〉 防衛省・自衛隊発足60周年記念シンポジウム
「これからの自衛隊の役割を問う」
〔基調講演〕
1 自衛隊の60年に見る日本の防衛政策の変遷
中京大学総合政策学部教授 佐道 明広
2 60年の回顧と今後の展望―自衛隊運用の視点から
公益社団法人隊友会会長 西元 徹也
3 防衛省における研究開発について
防衛省技術研究本部長 渡辺 秀明
〔パネルディスカッション〕
座 長 日本防衛学会会長 五百旗頭 眞
パネリスト 前佐世保地方総監 吉田 正紀
前航空教育集団司令官 廣中 雅之
前防衛省情報本部長 木野村 謙一
早稲田大学アジア太平洋研究科教授 植木 千可子
毎日新聞東京社会部編集委員 瀧野 隆浩
〈特別寄稿〉
日韓関係と国連軍地位協定
―朝鮮半島における国連軍(多国籍軍)の存在意義とわが国の対応―
東洋学園大学客員教授 冨澤 暉
〈論 文〉
インド洋の海洋安全保障 ―新たなパワーの潜在― 神田 英宣
イスラエルの安全保障とパレスチナ問題
―アラブ政変におけるイスラエル・ハマース関係を軸として― 江﨑 智絵
〈研究ノート〉
我が国への無人航空機導入と課題 井上 偉彦
〈学会だより〉
日本防衛学会(平成26年度)秋季研究大会報告、他
第53号 2015年(平成27年)9月
〈第8回公開シンポジウム〉
テーマ:「国際秩序の構造的変化の時代を迎えて」
〔基調講演〕
「未来が過去を変える ―国際秩序の構造的変化の一背景」
東京大学名誉教授、明治大学特任教授 山内 昌之
〔パネルディスカッション〕
座 長 日本防衛学会特別顧問、防衛大学校長 國分 良成
パネリスト
①中東が抱える根の深い問題
千葉大学法政経学部学部長 酒井 啓子
②ウクライナ危機とロシア
法政大学法学部教授 下斗米 伸夫
③中東と自衛隊 ― 国際貢献現場から
元在イスラエル、在クウェート防衛駐在官 小嶋 信義
〈論 文〉
『制服を着た公民(Staatsburger in Uniform)』の理念の起点
―1950年代のドイツ連邦軍創設時における
ヴォルフ・グラーフ・フォン・バウディッシン
(Wolf Graf vonBaudissin)の理念的軍人像― 山中 倫太郎
タミル・イーラム解放の虎と化学攻撃 ―化学攻撃の要因についての分析―
足達 好正
〈学会だより〉
日本防衛学会(平成27年度)春季研究大会報告、他
第54号 2016年(平成28年)3月
〈平成27年度(秋季)研究大会「共通論題部会」〉
テーマ:「アジア太平洋地域のパワー(戦略)バランス」
〔基調講演〕「日米中の対外戦略」
熊本県立大学理事長、日本防衛学会会長 五百旗頭 眞
〔パネリスト報告〕
① 中国からみたアジア・太平洋の秩序観
東京大学大学院総合文化研究科教授 川島 真
② 揺れるアジア太平洋の安全保障環境の中のASEAN 諸国
東京理科大学工学部第一部教授 大庭 三枝
③ 中国の台頭とアジア太平洋の安全保障
防衛研究所地域研究部主任研究官 飯田 将史
④ 偶発事故防止のための枠組み ―いま現場での急務な課題―
石川製作所東京研究所長、元海自幹部学校長(海将) 福本 出
司 会 日本大学危機管理学部教授 勝股 秀通
〈論 文〉
総理談話と平和安全法制 ―新しいアイデンティティの模索― 細谷 雄一
日本の平和安全法制 ―これまでの議論と今後の課題について― 德地 秀士
平和安全法制:看過された課題 池上 雅子
〈特別寄稿〉
防衛装備移転三原則後の日本のデュアルユース技術 村山 裕三
(同志社大学大学院ビジネス研究科教授)
〈書 評〉
冨澤 暉 著 『逆説の軍事論 ―平和を支える力の論理』 石津 朋之
〈学会だより〉
日本防衛学会(平成27年度)秋季研究大会報告、
第1回日本防衛学会猪木正道賞 発表・授与式、他
第55号 2016年(平成28年)9月
〈特別寄稿〉
アメリカ大統領選挙と安全保障 久保 文明
(東京大学大学院法学政治学研究科教授)
〈第9回 公開シンポジウム〉
テーマ:「アメリカ大統領選挙と安全保障」
〔パネルディスカッション〕
司 会 同志社大学法学部教授 村田 晃嗣
パネリスト 東京財団政策研究ディレクター兼上席研究員 渡部 恒雄
日本再建イニシアティブ研究主幹 加藤 洋一
双日米国バイスプレジデント国際安全保障担当 吉田 正紀
(基調講演者) 久保 文明
〈書評・文献紹介〉
上杉勇司・藤重博美・吉崎知典・本多倫彬 編
『世界に向けたオールジャパン:平和構築・人道支援・災害救援の新しいかたち』
田中(坂部)有佳子
田村 重信 編著 『日本の防衛政策』第2版 池上 萬奈
Jakub J. Grygiel and A. Wess Mitchell,
The Unquiet Frontier: Rising Rivals,
Vulnerable Allies, and the Crisis of American Power 川村 幸城
〈学会だより〉
日本防衛学会(平成28年度)春季研究大会報告、他
第56号 2017年(平成29年)3月
〈論 文〉
元治・慶応期の幕府海軍と幕長戦争 金澤 裕之
ニクソン・ショックと日米関係
―なぜ米中和解は日米関係を悪化させたのか― 木村 隆和
知的組織としての英軍の変容
―「作戦術」とドクトリン制度化の視点から― 北川 敬三
米国における危機管理の一元化への歩み 川島 佑介
〈研究ノート〉
陸自指揮統制システムに関する一考察
―新たな統合の戦いを模索して― 竹之上 典昭
〈平成28年度 秋季研究大会〉
特別企画:「アメリカ大統領選挙後のアジア安全保障」
司会兼討論者 國分 良成
討論者報告 村井 友秀・髙見澤 將林・磯部 晃一・武田 康裕
共通論題部会:「南シナ海問題」
司会兼討論者 加藤 青延
討論者報告 河野 真理子・佐藤 考一・伊藤 俊幸
〈書評・文献紹介〉
平野 龍二 著
『日清・日露戦争における政策と戦略
―「海洋限定戦争」と陸海軍の協同』 横手 慎二
佐野 秀太郎 著
『民間軍事警備会社の戦略的意義:
米軍が追求する21世紀型軍隊』 佐藤 丙午
屋良 朝博・川名 晋史・齊藤 孝祐・野添 文彬・山本 章子 著
『沖縄と海兵隊 ―駐留の歴史的展開』 佐道 明広
〈学会だより〉
日本防衛学会(平成28年度)秋季研究大会の報告、
第2回日本防衛学会猪木正道賞 発表・授賞式、他
第57号 2017年(平成29年)9月
〈論 文〉
沖縄をめぐる日米関係と日本再軍備問題、1950~1953 池宮城 陽子
冷戦後の日豪の接近
―安全保障協力の「多角化」という観点から 佐竹 知彦
北朝鮮とイランの軍事協力
―北朝鮮の対中東軍事協力政策における位置づけ 宮本 悟
民主化と政軍関係
―個人支配体制に注目した理論の構築に向けて 大澤 傑
〈平成29年度 春季研究大会〉
公開シンポジウム:「激動の欧州」
司会兼パネリスト 渡邊 啓貴
パネリスト 長島 純・岩間 陽子・秋元 千明
〈書 評〉
遠藤 貢 著
『崩壊国家と国際安全保障 ―ソマリアに見る新たな国家像の誕生』 坂田 慶子
宮下 雄一郎 著
『フランス再興と国際秩序の構想
―第二次世界大戦期の政治と外交』 遠藤 乾
野添 文彬 著
『沖縄返還後の日米安保 ―米軍基地をめぐる相克』 池田 慎太郎
田嶋 信雄 著
『日本陸軍の対ソ謀略 ―日独防共協定とユーラシア政策』 花田 智之
吉田 靖之 著
『海上阻止活動の法的諸相
―公海上における特定物資輸送の国際法的規制』 石井 由梨佳
〈学会だより〉
日本防衛学会(平成29年度)春季研究大会の報告、他
第58号 2018年(平成30年)3月
〈特別寄稿〉
日本の安全保障政策 ―「自立」と「依存」の狭間で― 添谷 芳秀
〈特 集〉
日本の安全保障を記録する
序論 ―日本の安全保障を記録する 中島 信吾
防衛省・自衛隊関係文書からみた日本の安全保障政策史 真田 尚剛
外務省文書からみた日本の安全保障政策史 高橋 和宏
外交官オーラル・ヒストリーからみた安全保障政策史 昇 亜美子
防衛政策史とオーラル・ヒストリー 吉田 真吾・中島 信吾
〈平成29年度(秋季)研究大会「共通論題部会」〉
「科学技術と安全保障 ―日本を守る日本の技術―」
基調講演 渡辺 秀明
司会兼討論者 村山 裕三
パネリスト 角南 篤・西山 淳一・平田 英俊
森下 久・渡辺 秀明
〈書 評〉
阿南 友亮 著
『中国はなぜ軍拡を続けるのか』 村井 友秀
本多 倫彬 著
『平和構築の模索 ―「自衛隊PKO派遣」の挑戦と帰結』 川口 智恵
真崎 翔 著
『核密約から沖縄問題へ:小笠原返還の政治史』 永田 伸吾
〈学会だより〉
日本防衛学会(平成29年度)秋季研究大会の報告
第3回日本防衛学会猪木正道賞 発表・授賞式、他
第59号 2018年(平成30年)9月
〈論 文〉
冷戦後の日米同盟と沖縄基地の共同使用 野添 文彬
〈研究ノート〉
普天間基地移設計画における米海兵隊の意図と影響 相原 正明
〈平成30年度 春季研究大会〉
公開シンポジウム:
「再燃する中東の対立構造 ―トランプ米政権のイラン核合意の離脱とその影響―」
司会者兼討論者 立山 良司
パネリスト 高橋 和夫 ・ 田中浩一郎・出川 展恒 ・ 池田 明史
〈書 評〉
佐藤 行雄 著
『差し掛けられた傘 ―米国の核抑止力と日本の安全保障』 梅本 哲也
金澤 裕之 著
『幕府海軍の興亡 ―幕末期における日本の海軍建設』 門松 秀樹
池宮城 陽子 著
『沖縄米軍基地と日米安保 ―基地固定化の起源 1945-1953』 中島 琢磨
山本 章子 著
『米国と日米安保条約改定 ―沖縄・基地・同盟』 西村 真彦
〈学会だより〉
日本防衛学会(平成30年度)春季研究大会の報告、他
第60号2019年(平成31年) 3月
〈特集〉技術と安全保障をめぐる諸問題
サイバーセキュリティを文える技術戦略 土屋 大洋
海外直接投資は脅威になり得るのか
―欧州の対内投資規制制度を例に― 礪波 亜希
官僚制としての軍事組織とイノベーション
―湾岸戦争におけるアメりカ空軍を例に― 小森 篤
対米武器技術供与の起源と日米摩擦 武田 悠
武器輸出三原則見直しの要因
―防衛装備移転三原則策定をめぐる世論と政党― 山口 航
〈論文〉
朝鮮有事をめぐる日米協力の変容 山本 章子
インドネシア国軍の二重機能 矢吹 真二郎
〈平成30年度(秋季) 研究大会「共通論題部会」〉
「朝鮮半島をめぐる束アジアの安全保障」
司会兼討論者 梅本 哲也
パネリスト 宮本悟・佐々木 智弘・前嶋 和弘
〈書 評〉
モーリス・ヴァイス 著
『戦後国際関係史―二極化世界から混迷の時代へ』 岩間 陽子
牧野 邦昭 著
『経済学者たちの日米開戦―秋丸機闘「幻の報告書」の謎を解く』 小野 圭司
藤重 博美 著
『冷戦後における自衛隊の役割とその変容
―規範の相克と止揚、そして「積極主義」への転回』 本多 倫彬
シーラ・スミス著( 伏見岳人・佐藤 悠子・玉置 敦彦 訳)
『日中親愛なる宿敵一変容する日本政治と対中政策』 兪 敏浩
〈学会だより〉
日本防衛学会(平成30年度)秋季研究大会の報告
第4回日本防衛学会猪木正道賞発表・授賞式、他
第61号2019年(令和元年)9月
<特別寄稿>
「対米基軸の国際協調主義」の追求 冨澤 暉
<研究ノート>
海外派遣時の殉職事案をめぐる軍隊の対応と役割
―ドイツ連邦軍の事例から― 安富 淳
<平成30年度 秋季研究大会>
部会「防災と危機管理」
〔報 告〕1. 米軍による国内災害救援の経緯と状況 中林 啓修
2. 首都東京の危機管理:首都直下地震への対応について 田邉 揮司良
3. 自衛隊の災害派遣態勢の変遷と今後の対応 火箱 芳文
司会兼討論者 五百旗頭 眞
<令和元年度 春季研究大会>
公開シンポジウム「インド・太平洋の平和・安定・繁栄のための戦略環境の条件」
〔パネリスト報告〕1. インドのインド太平洋戦略 堀本 武功
2. 日本及び米国の大戦略 番匠 幸一郎
3. インド太平洋構想に挑戦する『中国の夢』 村井 友秀
4. 米中の狭間でインド太平洋を志向するオーストラリアの真意 福嶋 輝彦
討 論 者 岩間 陽子
司 会 渡邊 啓貴
<書 評>
Martin Fink,
Maritime Interception and the Law of Naνal Operations:
A Study of Legal Bases and Legal Regimes in Maritime lnterception Operations 吉田 靖之
<学会だより>
令和元年度(春季)研究大会、役員会、定期総会の報告、他
第62号2020年(令和2年) 3月
〈特集〉中国・第2期習近平政権の中間評価と展望
第2期習近平政権の中間検証一内政・外交を中心に一 佐々木智弘
中国の知能化戦争 浅野 亮
第2期習近平政権の民族政策にかかる中間評価と展望 星野 昌裕
習近平政権の中国と国際秩序ー「参加者」から「改革者」、「建設者」へー 渡辺 紫乃
2020年台湾総統選挙における蔡英文再選の要因 渡辺 剛
一台湾ナショナリズム、習近平、アメリカー
〈論文〉
ミンダナオ紛争における仲介の役割
一2014年までのMILFとの交渉過程に熊点を当ててー 小島 雅之
〈研究ノート〉
繁明期の陸海軍における統合作戦一明治初期の内乱鎮圧の実態から一 大井 昌靖
〈令和元年度 秋季研究大会〉
共通論題部会 「同盟協力一信頼と不安」
[報 告]1. 2015 日米防衛ガイドライン: 残る課題 磯部 晃一
2. 非介入主義という不安 中山 俊宏
3. 日本は十字軍か 保坂 修司
討論者:村井 友秀 司会:渡邊 啓貴
〈書 評〉
山本 章子 著 『日米地位協定一在日米軍と「同盟」の70年』 池宮城陽子
テイラー・プレイヴェル 著(松田 康博 監訳)
『中国の領土紛争 武力行使と妥協の論理』 後瀉 桂太郎
芝崎 祐典 著
『権力と音楽 アメリカ占領政府とドイツ音楽の「復興」』 等松 春夫
〈学会だより〉
令和元年度(秋季)研究大会、第 5 回日本防衛学会猪木正道賞発表・授賞式 他