バックナンバー『防衛学研究』総目次
第42号 2010年(平成22年)3月
〈特別講演〉
国連活動と自衛隊の役割 明石 康
―PKO活動の過去と現在― (国際文化会館理事長、元国連事務次長)
〈特別寄稿〉
航空自衛隊の国際協力活動 織田 邦男
―現場から見たイラク派遣―
派遣海賊対処行動航空隊 福島 博
―ソマリア沖・アデン湾における自衛隊の活動状況―
〈論 文〉
無秩序に備えたクリオとマルス コンラッド C.クレーン
―軍事史から見た複合的平和と戦争の新段階―
(Clio and Mars Preparing for Chaos: Using Military History
to Educate for Complex Peace and the Graduate Level of War)
旧日本軍の軍法会議における司法権と統帥権 山本 政雄
欧州安全保障防衛政策(ESDP)形成過程における
英仏両国の果たした役割 今吉 真一
―サンマロ首脳会談の意義―
〈研究ノート〉
日韓防衛交流の進展と停滞 松下 竜朗
―信頼醸成措置の可能性と限界―
〈書 評〉
太田文雄著 『同盟国としての米国』 孫崎 亨
楠 綾子著 『吉田茂と安全保障政策の形成 永澤 勲雄
―日米の構想とその相互作用,1943~1952年―』
Narushige MICHISHITA,
North Korea's Military-Diplomatic Campaigns:1966-2008 渡邊 武
〈学会だより〉
日本防衛学会第3回(平成21年度)研究大会報告、他
第41号 2009年(平成21年)9月
〈特別講演〉
オバマ新政権と日米の安全保障関係(米国の視点) マイケル・メザーブ
(在日米国大使館 政務担当公使)
オバマ新政権と日米の安全保障関係(日本の視点) 田中 均
(日本国際交流センター シニア・フェロー)
オバマ政権と日米関係 ジェームズ・E・アワー
(The Obama Administration and Japan - U.S. Relations)
(ヴァンタービルト大学日米研究協力センター所長)
〈特別寄稿〉
「防衛計画の大綱」の変遷 冨澤 暉
日米安全保障体制の在り方 孫崎 享
〈論 文〉
兵家が献策した魏国防衛戦略 木村 清順
─ 帛書『戦国縦横家書』第26章の戦国故事の考察 ─
〈書 評〉
西村繁樹編著 『戦略の強化書』 石津 朋之
丸茂雄一著 『概説 基地行政法
―基地行政のデュー・プロセス―』 林 浩一
ポール・ポースト著、山形浩生訳
『戦争の経済学』(The Economics of War) 武藤 功
茅原郁生編著 『中国の軍事力―2020年の将来予測―』 川中 敬一
G. John Ikenberry and Takashi Inoguchi, eds., The Uses of Institutions:
The U.S., Japan, and Governance in East Asia 米内 修
〈学会だより〉
第40号 2009年(平成21年)3月
〈追悼文〉
松本三郎先生を悼む 五百旗頭 真
〈特別講演〉
戦後の終わりと今後の日本の安全保障 北岡 伸一
「テロとの戦い」と米国の新海洋戦略 吉田 正紀
複雑な危機管理から包括的な危機管理へ マウリ・コスケラ
―拡大された 軍隊の役割、教育訓練を中心として―
(From Complex to Comprehensive Crisis Management:
Extended Role of Military - Focused on Training and Education)
〈論 文〉
冷戦後における米韓同盟の構造的変化の力学 裵 晙亨
-同盟理論による作戦統制権問題の分析-
ロシアのRMA-プーチン政権期の軍の近代化政策- 工藤 仁子
中国の領土問題に関する軍事行動の判断基準 原 由起子
〈研究ノート〉
事態対処関連法制における国際人道法の的確な 林 浩一
実施についての一考察 ―自衛隊による措置を中心として―
〈書評・文献紹介〉
浅野豊美著『帝国日本の植民地法制-法域統合と帝国秩序-』 戸部 良一
アーチー・ブラウン著、小泉直美・角田安正訳
『ゴルバチョフ・ファクター』 岡田 美保
清水多吉・石津朋之編『クラウゼヴィッツと「戦争論」』 黒木 新司
防衛技術ジャーナル編集部編〈防衛技術選書〉
兵器と防衛技術シリーズ⑤『陸上防衛技術のすべて』 関口 健兒
〈学会だより〉
日本防衛学会第2回(平成20年度)研究大会報告、他
第39号 2008年(平成20年)9月
〈日本防衛学会 第1回記念シンポジウム〉
開会挨拶 渡邉 昭夫
(日本防衛学会会長)
基調講演 「新しい時代の“日中韓”関係」 中曽根 康弘
(世界平和研究所会長・元内閣総理大大臣)
パネル・ディスカッション
司 会: 渡邉昭夫
パネリスト:五百旗頭真 小此木政夫 倉田秀也 国分良成 冨澤 暉
〈特別講演〉
新しい国際構造の戦略地政学と経済地政学 イオアニス・ルーカス
―NATOの東方拡大を中心として―
(Geostrategy and Geoeconomy of the New International Structure:
Focused on the Expansion of NATO towards East)
〈論 文〉
内戦後の権力共有の形態と和平合意の持続性 山本 健
―ルワンダ、ブルンジの和平合意を事例として―
「提督たちの反乱」とルイス・A・ジョンソン 伊藤 潤
―米国の国家安全保障法下におけるシビリアン・コントロールと国防長官の役割―
〈研究ノート〉
小国の核は大国の軍事的影響力を無効にするのか? 長尾 賢
―9.11とインド国会襲撃事件後の対パキスタン強制外交を例に―
〈書評・文献紹介〉
石津朋之著
『リデルハートとリベラルな戦争観』 川村 康之
John R. Deni, Alliance Management and Maintenance:
Restructuring NATO for the 21st Century 小川 健一
加藤 朗著
戦略研究学会編「戦争・軍事戦略」シリーズ
〈ストラテジー選書1〉『兵器の歴史』 加藤 三千夫
高田 純著
『核爆発災害―そのとき何が起こるのか』 井上 偉彦
防衛技術ジャーナル編集部編〈防衛技術選書〉
兵器と防衛技術シリーズ④『海上防衛技術のすべて』 伏見 准
〈学会だより〉
第38号 2008年(平成20年)3月
〈特別寄稿〉
海上におけるテロリズムとたたかう リューディガー・ヴォルフルム
―国際法の下での選択肢と限界― (国際海洋法裁判所長)
(Fighting Terrorism at Sea:
Options and Limitations under International Law)
〈特別講演〉
米軍の「変革」と「再編」 山口 昇
─我が国にとっての意義と課題― (陸上自衛隊研究本部長)
吉田茂の安全保障観 中西 寛
─帝国経営から海洋国家へ─ (京都大学公共政策大学院教授)
〈論 文〉
OEFとISAFの指揮関係 小川 健一
―有志連合と同盟の「共働(synergy)」―
国連平和維持活動への要員提供と政治体制、 久保田 徳仁
犠牲者敏感性
―LebovicのHeckman Selection Modelの適用・拡張を通じて―
国防省機能にみるロシアの政軍関係の展開 岡田 美保
国民保護法制下における自衛隊の運用 河木 邦夫
―ジューネーヴ諸条約第1追加議定書から見た「避難住民の誘導」―
〈書評・文献紹介〉
村井友秀、阿部純一、浅野亮、安田淳 編著
『中国をめぐる安全保障』 川中 敬一
アーネスト・バーカー著(堀豊彦、藤原保信、小笠原弘親訳)
『政治学原理』(Principles of Social and Political Theory) 轟 孝夫
防衛技術ジャーナル編集部 編〈防衛技術選書〉
兵器と防衛技術シリーズ①『航空機技術のすべて』 井上 偉彦
茅原郁生 編『中国軍事用語事典』 本村 久郎
〈学会だより〉
日本防衛学会第1回(平成19年度)研究大会報告、他
第37号 2007年(平成19年)11月
〈学会設立記念講演〉
防衛学の必要性と可能性 渡邉 昭夫
(日本防衛学会会長)
〈特別講演〉
技術がもたらす国際社会への影響 ウィリアム・J・ペリー
―多くの成功と幾つかの失敗─ (第19代米国防長官)
(Technology: Many Triumphs; A Few Tragedies)
〈特別寄稿〉
ポツダム宣言と戦後日本 五百旗頭 真
(防衛大学校長)
〈論 文〉
危機における意思決定と「運用継続性」 神藤 猛
―高信頼性組織理論から見たミッドウェー海戦─
米華相互防衛条約の参戦条項 松島 和美
―第1次・第2次台湾海峡危機を事例として─
〈研究ノート〉
日清戦争における台湾作戦 戒能 善春
―戦争か治安か─
国家の政策と個人的価値観の相克 坂口 大作
―ワタダ中尉とアイヒマンの比較─
国際平和活動における民軍協力 今村 英二郎
〈書評・文献紹介〉
加藤陽子 著『満州事変から日中戦争へ』 荒川 憲一
村井友秀・真山全編著
『安全保障学のフロンティア―21世紀の国際関係と公共政策 Ⅰ
現代の国際安全保障』
『安全保障学のフロンティア―21世紀の国際関係と公共政策 Ⅱ
リスク社会の危機管理』 加藤 朗
〈学会だより〉
第36号 2007年(平成19年)3月
〈特別寄稿〉
メディアが報じていない「アーミテージ・レポートその2」 太田 文雄
―米戦略・国際研究所(CSIS)報告書『日米同盟』について―
ゲーム理論と防衛 宝崎 隆裕
〈論 文〉
米国戦略の変化と中東 孫崎 享
―特に米国のイラク戦争を軸にしてー
戦時復仇の機能・要件再考 田中 誠
〈研究ノート〉
東南アジアにおける共同軍事演習の変遷と安全保障への影響 長内 辰也
〈資 料〉
北朝鮮の非核化に関する六者合意文書 永澤 勲雄
「共同声明の実施のための初期段階の措置」(英・和文)
〈研究余滴〉
昭和20年戦時下2冊の日記 荒川 憲一
―清沢洌『暗黒日記』と山田風太郎『戦中派不戦日記』―
〈文献紹介〉
赤根谷達雄、落合浩太郎 編著
増補改訂版『「新しい安全保障」論の視座』 千川 一司
高田朝子 著『危機対応のエフィカシー・マネジメント』 加藤 直樹
〈研究会だより〉
第35号 2006年(平成18年)11月
〈特別寄稿〉
防衛学を考える 冨澤 暉
(東洋学園大学客員教授・元陸上幕僚長)
〈論 文〉
米軍再編とNetwork-Centric Warfare 加藤 朗
米国のシビル・ミニタリー・オペレーション(CMO)の史的展開 小栁 順一
―民軍協力の生成と発展過程―
〈研究ノート〉
陸上自衛隊に対する「領域警備」任務付与の必要性 大林 康夫
〈特別講演〉
多国間協力・統合におけるリーダーシップ トーマス・ファーゴ
(前米太平洋軍司令官・退役海軍大将)
〈資 料〉
対北朝鮮国連安保理決議、並びに議長声明、六者会合共同声明 永澤 勲雄
〈文献紹介〉
山口 厚、中谷和弘、編著『安全保障と国際犯罪』 田中 誠
偕行社日露戦史刊行委員会 編著
『大国ロシアに何故勝ったのか―日露戦争の真実―』 川上 哲一
小高 泰 著『ベトナム人民軍隊―知られざる素顔と軌跡』 戒能 善春
〈研究会だより〉
第34号 2006年(平成18年)3月
〈特別寄稿〉
わが国の安全保障政策の流れと日米関係 大河原 良雄
(〔財〕世界平和研究所理事長)
〈論 文〉
核拡散の動向とブッシュ政権の国防政策 岩田 修一郎
在外米軍地位協定について 山口 昭和
―接受国の改正要求と米国の対応パターンー
わが国の戦闘機共同開発の課題 井上 偉彦
自衛隊の射撃場・爆薬庫建設をめぐる問題点と対策 大野 友則
〈戦略環境研究分科会〉
テーマ:現代の戦略環境と自衛隊の役割
Ⅰ、「安全保障の手段」としての自衛隊 冨澤 暉
(東洋学園大学客員教授・元陸幕長)
Ⅱ、伝統的な国家脅威に加わった非国家脅威 太田 文雄
(安全保障・危機管理教育センター長)
Ⅲ、自衛隊とは何なのか 色摩 力夫
―「軍隊」と「警察」の本質的差異― (元駐チリ大使)
〈資 料〉
防衛庁長官、国家公安委員会委員長による
「治安出動の際における治安の維持に関する協定」 永澤 勲雄
〈文献紹介〉
平松茂雄 著『中国の安全保障戦略』 長内 辰也
高井 晉 著『国連安全保障法序説-武力の行使と国連』 佐藤 宏美
野中郁次郎、戸部良一、鎌田伸一、村井友秀、他(編著)
『戦略の本質―戦史に学ぶ逆転のリーダーシップ』 川村 康之
〈研究会だより〉
第33号 2005年(平成17年)10月
〈特別寄稿〉
戦前日本の政軍関係 戸部 良一
―最近の研究動向からー
中国の国家戦略 平松 茂雄
―核開発、宇宙開発、海洋進出― (杏林大学社会科学部教授)
〈論 文〉
アイデンティティ戦争とクラウゼヴィッツの 黒木 新司
『奇妙な三位一体の再生』
1930年代前半の海軍宣伝とその効果 福田 理
米陸軍のCivil Military Operations 今村 英二郎
〈文献紹介〉
平間洋一 著『日露戦争が変えた世界史』 中山 隆志
太田文雄 著『「情報」と国家戦略』 上野 一哉
石津朋之、立川京一、道下徳成、塚本克也編著
『エア・パワー―その理論と実践―』 千川 一司
村瀬信也、真山全 扁
『武力紛争の国際法:International Low of Armed Conflict』 永澤 勲雄
〈研究会だより〉
第32号 2005年(平成17年)2月
特集:米軍のトランスフォーメーションと在日米軍基地
1. 10年来の課題・米軍の変身(トランスフォーメーション) 冨澤 暉
(元陸上幕僚長)
2. 在日米軍基地をめぐる諸問題 嶋口 武彦
(前防衛施設庁長官)
〈特別講演〉
ジュネ-ヴ条約追加議定書加入 嘉治 美佐子
-経緯と課題- (外務省儀典総括官、前人権人道課長)
歴史と戦略教育 ウイリアムソン・マーレー
(オハイオ州立大学名誉教授)
〈講 演〉
ニューギニア戦から見た太平洋戦争 田中 宏巳
-時代区分と各期の特徴-
陸軍特攻作戦に関する一考察 池本 美行
-陸軍航空特別攻撃隊第26振武隊を例に-
『管子』の軍事思想と『孫子』の関係 木村 清順
〈資 料〉
米国の新しい『国家軍事戦略』について 堤 明夫
〈文献紹介〉
マクレガー・ノックス/ウイリアムソン・マーレー編著、
今村伸哉訳 『軍事革命とRMAの戦略史』 青山 護
〈研究会だより〉
第31号 2004年(平成16年)7月
〈特別寄稿〉
『防衛大学校五十年史』を読んで 松本 三郎
-防衛大学校における士官教育-
〈論 文〉
第一次上海事変の停戦交渉 影山 好一郎
-交渉の難航と海軍、陸軍、外務省の係わり-
最近のナチス戦犯裁判と国際刑事法の発展過程 佐藤 宏美
武力紛争法の適用の始期 鈴木 和之
-暴力行為の烈度問題を中心にー
民間防衛組織のレゾンデートルと市民の参加動機 小栁 順一
-バーナードの組織均衡理論の有効性と能率による分析
を通して-
21世紀に求められる危機管理組織の
トランスフォーメーション(構造転換) 神藤 猛
〈講 演〉
熱電交換と防衛技術 守本 純
〈文献紹介〉
黒野 耐 著『参謀本部と陸軍大学校』 横山 久幸
冨澤 暉 編著
『シンポジウム・イラク戦争
-軍事革命(RNA)の実態を見る-』 永澤 勲雄
〈研究会だより〉
第30号 2004年(平成16年)3月
第30号発刊記念号
〈特別講演〉
9.11以後の世界システムについて 田中 明彦
(東京大学東洋文化研究所長)
イラク戦争後の中東の諸問題 立山 良司
〈特別寄稿〉
会誌『防衛学研究』の30号を祝す 髙山 雅司
〈論 文〉
台湾近海における米中の防衛戦略と南西諸島の重要性 山川 純次
イラク戦争(イラク自由作戦)における
陸上戦術通信とその教訓 青山 護・ 加藤 三千夫
我が国情報収集衛星導入の意義と今後の課題 長峰 克己
-「日米同盟」の現状を踏まえて-
〈研究ノート〉
中国空軍のゆくえ 園田 和博
-作戦機の近代化に見る-
マリアナ沖における航空戦 井上 偉彦
-何故、完膚無きまでに敗れたか-
〈戦史研究分科会〉
マレー攻略と真珠湾攻撃の軍事戦略と 井口 武夫
最後通告をめぐる問題 (尚美学園大学教授)
〈資 料〉
防衛学教育50年の歩みと研究活動 永澤 勲雄
〔付録〕保安学、陸・海・空防衛学教室、
防衛学教育学群所属歴代教官名簿
〈研究会だより〉
第29号 2003年(平成15年)6月
第30回防衛学研究発表会特集号
〈記念シンポジウム:基調講演〉
シビル・ディフェンスと有事法制のあり方 郷田 豊
(日本クラウゼヴッツ学会会長)
緊急時における自治体の危機管理について 志方 俊之
(帝京大学教授、東京都参与)
〈論 文〉
新しい戦争における軍事力の役割 小池 重倫
-9.11に始まった「対国際テロ戦争」を中心として-
わが国のジュネーブ条約追加議定書加入における問題点 出口 憲七
-戦闘員の識別義務をめぐって-
〈研究ノート〉
軍事における革命と米空軍の新たな航空戦略 源田 孝
-非対称戦への対応に関する一考察-
海賊に関する史的考察 高橋 史克
-近世における海賊活動と海賊制圧活動-
『孫子』の思想は春秋時代のものか 木村 清順
-孫武の伝記と春秋時代の軍事状況を分析する-
〈戦略環境研究分科会〉
フセイン政権の行方と“新政権”の展望 酒井 啓子
(アジア経済研究所主任研究員)
米国による対イラク先制攻撃への背景と
その「正当性」をめぐる問題 永澤 勲雄
(『資料』イラク戦争関連クロノロジー・安保理決議等)
〈文献紹介〉
宮坂直史『国際テロリズム論』 村井 友秀
〈研究会だより〉
第28号 2003年(平成15年)1月
〈特別講演〉
21世紀の日米同盟と自衛隊 柳井 俊二
(中央大学教授・前駐米大使)
〈研究ノート〉
航空戦の攻防に関する一考察 前田 勇
-航空優勢獲得の観点から-
現代心理戦の様相と今後の課題 岩田 忠久
沖縄戦の住民避難から考察する現代の民間防衛 丸田 洋司
(シビル・ディフェンス)の問題点
墨子の国防・軍事思想の考察 木村 清順
-戦国時代における反侵略主義の提唱-
〈特別寄稿〉
UNMOVICによるイラクの大量破壊兵器 倉田 英世
査察・廃棄活動の再開に当たって (元国連特別委員会委員)
〈資 料〉
イラク問題クロノロジー・関連国連安保理決議 永澤 勲雄
〈文献紹介〉
岡崎久彦 著
『情報戦略のすべて』 瀬井 勝公
〈研究会だより〉
第27号 2002年(平成14年)6月
第29回防衛学研究発表会特集号
〈特別講演〉
21世紀 日本存立の条件 中西 輝政
(京都大学総合人間学部教授)
〈論 文〉
占領下日本での朝鮮戦争後方支援 靍田 久雄
米国の冷戦後戦略の変遷 西脇 文昭
-「QDR2001報告書」を中心に-
〈研究ノート〉
インドネシアの資源と分離独立運動 椎名 敏明
-島嶼における資源ナショナリズムの台頭-
戦略の策定過程に関する一考察 小曲一之 川原幸祐
-「実行可能性」等の評価の危険性-
〈講 演〉
科学技術の基礎研究-安全保障の観点から- 菅野 等
〈研究分科会〉
テロリズムと『戦争論』 ブライアン・ボンド
(ロンドン大学名誉教授)
戦史に見る統率、軍人の倫理 中山 隆志
〈特別寄稿〉
国連「経済制裁」の正当性と 新井 鐘次郎
再構築に関する一考察(II) (国際問題評論家・政治学博士)
〈文献紹介〉
国際法学会「編」
日本と国際法の100年 第10巻『安全保障』 永澤 勳雄
Harry G.Summers,Jr.,
The New World Strategy: A Military Policy for
America`s Future(杉之尾、久保訳『アメリカの戦争の仕方』) 鎌田 伸一
[資料]サマーズ大佐の
‘The New World Strategy’から学ぶ J.M.FUKUDA
〈研究会だより〉
第26号 2001年(平成13年)11月
〈論 説〉
「テロ対策特別措置法」の成立と今後の課題 冨澤 暉
(元陸上幕僚長)
〈研究ノート〉
ニクソンによる生物兵器廃棄の一方的宣言 黒木 新司
- その軍事的、戦略的背景 -
航空戦力の造成と日本航空機産業 新治 毅
- 大東亜戦争における航空機産業崩壊要因を中心にして -
日本の戦時工業労働力 荒川 憲一
- 航空機工業を中心に -
簡本『孫子』の考察 木村 清順
- そのテキスト全文の復元を試みる -
〈特別寄稿〉
国連「経済制裁」の正当性と 新井 鐘次郎
再構築に関する一考察(I) (国際問題評論家、政治学博士)
〈報 告〉
士官学校における軍事科学技術教育 第7回国際防衛学セミナー実行部会
- 第7回国際防衛学セミナー報告 -
〈文献紹介〉
生天目 章著
シリーズ意思決定の科学②『戦略的意思決定』 島内 和良
〈研究会だより〉
第25号 2001年(平成13年)6月
第28回防衛学研究発表会特集
〈特別講演〉
21世紀を迎えた日本の安全保障 五百旗頭 真
(神戸大学大学院法学研究科教授)
〈研究報告〉
国際刑事裁判所規程と日本 真山 全
冷戦後の新たな紛争の方向性 武田 憲一
─ 「湾岸戦争」、「ユーゴ紛争」及び
「チェチェン紛争」を事例として─
〈特別寄稿〉
国際安全保障と自衛隊 冨澤 暉
─ 国際社会における自助・共助・公助のありかたと (元陸上幕僚長)
その問題点─
〈論 文〉
カンボジア秘密爆撃 井上 嘉史
─ ニクソンのベトナム戦争終結構想の挫折─
〈文献紹介〉
道下徳成、石津朋之、長尾雄一郎、加藤朗著
『現代戦略論-戦争は政治の手段か-』 永澤 勲雄
Kurt W.Radtke and Raymond Feddema,eds.,
Comprehensive Security in Asia:Views from Asia
and the West on a Changing Security Environment 戸部 良一
龍澤邦彦著(中央学院大学地方自治センター編)
『宇宙システム ─宇宙開発のための法制度─』 米田 富太郎
〈研究会だより〉
第24号 2001年(平成12年)11月
〈特別講演〉
同盟と自主性─ 国際比較において─ 西原 正
吉田首相の極秘のメモランダム 永澤 勲雄
「日本再軍備案」の起源について
台湾出兵
─ 明治海軍建設過程とのかかわりにおいて ─ 吉村 正彦
戦略の策定過程に関する一考察 小曲 一之
─ 行動方針の列挙に関わる理論及び手法 ─
〈資料と解説〉
久保卓也「防衛に関する業務と予算の科学的管理について」 太田 述正
(1977.1.17)より
〈報 告〉
現代士官学校における統率教育 第6回国際防衛学セミナー実行部会
─ 第6回国際防衛学セミナー成果報告 ─
〈文献紹介〉
D・M・コッツ/F・ウィア著、角田安正訳
『上からの革命─ソ連体制の終焉─』 飯田 建一
ブライアン・ボンド著、川村康之監訳
『戦史に学ぶ勝利の追求
─ナポレオンからサダム・フセインまで─』 徳田 正行
韓国国防軍史研究所編・翻訳・編集委員会訳
『韓国戦争(第1巻)─人民軍の南侵と国連軍の遅滞作戦─』 相樂 允
〈研究会だより〉
第23号 2000年(平成12年) 5月
第27回防衛学研究発表会特集
〈特別講演〉
朝鮮半島情勢と日本の防衛 小此木 政夫
(慶応義塾大学法学部 教授)
〈研究報告〉
中国における党軍関係の新たなベクトル 山内 敏秀
─ 野戦軍将校団から国防大学へ ─
IW(情報戦)に対する自衛隊の対応に関する一考察 有井 正夫
第二次世界大戦における戦闘組織の日米比較 河野 仁
─ 米軍兵士の視点から ─
武器移転に対する国際的輸出管理の動向と日本の対応 米山 多佳志
関東軍の独走について 中山 隆志
〈論 文〉
『孫子』における「勢」の意味について 木村 清順
─ 「勢」は“藝”(戦略・戦術、指揮・統御)の義を含む─
〈論 評〉
平成11年防衛白書について
─ 回想と解説 ─ 太田 述正
戦争・危機と‘在りのまゝに見る’能力 重松 正彦
〈文献紹介〉
中山隆志著 『関東軍』(講談社) 杉之尾 宜生