バックナンバー『防衛学研究』総目次
第42号 2010年(平成22年)3月
〈特別講演〉
国連活動と自衛隊の役割 明石 康
―PKO活動の過去と現在― (国際文化会館理事長、元国連事務次長)
〈特別寄稿〉
航空自衛隊の国際協力活動 織田 邦男
―現場から見たイラク派遣―
派遣海賊対処行動航空隊 福島 博
―ソマリア沖・アデン湾における自衛隊の活動状況―
〈論 文〉
無秩序に備えたクリオとマルス コンラッド C.クレーン
―軍事史から見た複合的平和と戦争の新段階―
(Clio and Mars Preparing for Chaos: Using Military History
to Educate for Complex Peace and the Graduate Level of War)
旧日本軍の軍法会議における司法権と統帥権 山本 政雄
欧州安全保障防衛政策(ESDP)形成過程における
英仏両国の果たした役割 今吉 真一
―サンマロ首脳会談の意義―
〈研究ノート〉
日韓防衛交流の進展と停滞 松下 竜朗
―信頼醸成措置の可能性と限界―
〈書 評〉
太田文雄著 『同盟国としての米国』 孫崎 亨
楠 綾子著 『吉田茂と安全保障政策の形成 永澤 勲雄
―日米の構想とその相互作用,1943~1952年―』
Narushige MICHISHITA,
North Korea's Military-Diplomatic Campaigns:1966-2008 渡邊 武
〈学会だより〉
日本防衛学会第3回(平成21年度)研究大会報告、他
第41号 2009年(平成21年)9月
〈特別講演〉
オバマ新政権と日米の安全保障関係(米国の視点) マイケル・メザーブ
(在日米国大使館 政務担当公使)
オバマ新政権と日米の安全保障関係(日本の視点) 田中 均
(日本国際交流センター シニア・フェロー)
オバマ政権と日米関係 ジェームズ・E・アワー
(The Obama Administration and Japan - U.S. Relations)
(ヴァンタービルト大学日米研究協力センター所長)
〈特別寄稿〉
「防衛計画の大綱」の変遷 冨澤 暉
日米安全保障体制の在り方 孫崎 享
〈論 文〉
兵家が献策した魏国防衛戦略 木村 清順
─ 帛書『戦国縦横家書』第26章の戦国故事の考察 ─
〈書 評〉
西村繁樹編著 『戦略の強化書』 石津 朋之
丸茂雄一著 『概説 基地行政法
―基地行政のデュー・プロセス―』 林 浩一
ポール・ポースト著、山形浩生訳
『戦争の経済学』(The Economics of War) 武藤 功
茅原郁生編著 『中国の軍事力―2020年の将来予測―』 川中 敬一
G. John Ikenberry and Takashi Inoguchi, eds., The Uses of Institutions:
The U.S., Japan, and Governance in East Asia 米内 修
〈学会だより〉
第40号 2009年(平成21年)3月
〈追悼文〉
松本三郎先生を悼む 五百旗頭 真
〈特別講演〉
戦後の終わりと今後の日本の安全保障 北岡 伸一
「テロとの戦い」と米国の新海洋戦略 吉田 正紀
複雑な危機管理から包括的な危機管理へ マウリ・コスケラ
―拡大された 軍隊の役割、教育訓練を中心として―
(From Complex to Comprehensive Crisis Management:
Extended Role of Military - Focused on Training and Education)
〈論 文〉
冷戦後における米韓同盟の構造的変化の力学 裵 晙亨
-同盟理論による作戦統制権問題の分析-
ロシアのRMA-プーチン政権期の軍の近代化政策- 工藤 仁子
中国の領土問題に関する軍事行動の判断基準 原 由起子
〈研究ノート〉
事態対処関連法制における国際人道法の的確な 林 浩一
実施についての一考察 ―自衛隊による措置を中心として―
〈書評・文献紹介〉
浅野豊美著『帝国日本の植民地法制-法域統合と帝国秩序-』 戸部 良一
アーチー・ブラウン著、小泉直美・角田安正訳
『ゴルバチョフ・ファクター』 岡田 美保
清水多吉・石津朋之編『クラウゼヴィッツと「戦争論」』 黒木 新司
防衛技術ジャーナル編集部編〈防衛技術選書〉
兵器と防衛技術シリーズ⑤『陸上防衛技術のすべて』 関口 健兒
〈学会だより〉
日本防衛学会第2回(平成20年度)研究大会報告、他
第39号 2008年(平成20年)9月
〈日本防衛学会 第1回記念シンポジウム〉
開会挨拶 渡邉 昭夫
(日本防衛学会会長)
基調講演 「新しい時代の“日中韓”関係」 中曽根 康弘
(世界平和研究所会長・元内閣総理大大臣)
パネル・ディスカッション
司 会: 渡邉昭夫
パネリスト:五百旗頭真 小此木政夫 倉田秀也 国分良成 冨澤 暉
〈特別講演〉
新しい国際構造の戦略地政学と経済地政学 イオアニス・ルーカス
―NATOの東方拡大を中心として―
(Geostrategy and Geoeconomy of the New International Structure:
Focused on the Expansion of NATO towards East)
〈論 文〉
内戦後の権力共有の形態と和平合意の持続性 山本 健
―ルワンダ、ブルンジの和平合意を事例として―
「提督たちの反乱」とルイス・A・ジョンソン 伊藤 潤
―米国の国家安全保障法下におけるシビリアン・コントロールと国防長官の役割―
〈研究ノート〉
小国の核は大国の軍事的影響力を無効にするのか? 長尾 賢
―9.11とインド国会襲撃事件後の対パキスタン強制外交を例に―
〈書評・文献紹介〉
石津朋之著
『リデルハートとリベラルな戦争観』 川村 康之
John R. Deni, Alliance Management and Maintenance:
Restructuring NATO for the 21st Century 小川 健一
加藤 朗著
戦略研究学会編「戦争・軍事戦略」シリーズ
〈ストラテジー選書1〉『兵器の歴史』 加藤 三千夫
高田 純著
『核爆発災害―そのとき何が起こるのか』 井上 偉彦
防衛技術ジャーナル編集部編〈防衛技術選書〉
兵器と防衛技術シリーズ④『海上防衛技術のすべて』 伏見 准
〈学会だより〉
第38号 2008年(平成20年)3月
〈特別寄稿〉
海上におけるテロリズムとたたかう リューディガー・ヴォルフルム
―国際法の下での選択肢と限界― (国際海洋法裁判所長)
(Fighting Terrorism at Sea:
Options and Limitations under International Law)
〈特別講演〉
米軍の「変革」と「再編」 山口 昇
─我が国にとっての意義と課題― (陸上自衛隊研究本部長)
吉田茂の安全保障観 中西 寛
─帝国経営から海洋国家へ─ (京都大学公共政策大学院教授)
〈論 文〉
OEFとISAFの指揮関係 小川 健一
―有志連合と同盟の「共働(synergy)」―
国連平和維持活動への要員提供と政治体制、 久保田 徳仁
犠牲者敏感性
―LebovicのHeckman Selection Modelの適用・拡張を通じて―
国防省機能にみるロシアの政軍関係の展開 岡田 美保
国民保護法制下における自衛隊の運用 河木 邦夫
―ジューネーヴ諸条約第1追加議定書から見た「避難住民の誘導」―
〈書評・文献紹介〉
村井友秀、阿部純一、浅野亮、安田淳 編著
『中国をめぐる安全保障』 川中 敬一
アーネスト・バーカー著(堀豊彦、藤原保信、小笠原弘親訳)
『政治学原理』(Principles of Social and Political Theory) 轟 孝夫
防衛技術ジャーナル編集部 編〈防衛技術選書〉
兵器と防衛技術シリーズ①『航空機技術のすべて』 井上 偉彦
茅原郁生 編『中国軍事用語事典』 本村 久郎
〈学会だより〉
日本防衛学会第1回(平成19年度)研究大会報告、他
第37号 2007年(平成19年)11月
〈学会設立記念講演〉
防衛学の必要性と可能性 渡邉 昭夫
(日本防衛学会会長)
〈特別講演〉
技術がもたらす国際社会への影響 ウィリアム・J・ペリー
―多くの成功と幾つかの失敗─ (第19代米国防長官)
(Technology: Many Triumphs; A Few Tragedies)
〈特別寄稿〉
ポツダム宣言と戦後日本 五百旗頭 真
(防衛大学校長)
〈論 文〉
危機における意思決定と「運用継続性」 神藤 猛
―高信頼性組織理論から見たミッドウェー海戦─
米華相互防衛条約の参戦条項 松島 和美
―第1次・第2次台湾海峡危機を事例として─
〈研究ノート〉
日清戦争における台湾作戦 戒能 善春
―戦争か治安か─
国家の政策と個人的価値観の相克 坂口 大作
―ワタダ中尉とアイヒマンの比較─
国際平和活動における民軍協力 今村 英二郎
〈書評・文献紹介〉
加藤陽子 著『満州事変から日中戦争へ』 荒川 憲一
村井友秀・真山全編著
『安全保障学のフロンティア―21世紀の国際関係と公共政策 Ⅰ
現代の国際安全保障』
『安全保障学のフロンティア―21世紀の国際関係と公共政策 Ⅱ
リスク社会の危機管理』 加藤 朗
〈学会だより〉
第36号 2007年(平成19年)3月
〈特別寄稿〉
メディアが報じていない「アーミテージ・レポートその2」 太田 文雄
―米戦略・国際研究所(CSIS)報告書『日米同盟』について―
ゲーム理論と防衛 宝崎 隆裕
〈論 文〉
米国戦略の変化と中東 孫崎 享
―特に米国のイラク戦争を軸にしてー
戦時復仇の機能・要件再考 田中 誠
〈研究ノート〉
東南アジアにおける共同軍事演習の変遷と安全保障への影響 長内 辰也
〈資 料〉
北朝鮮の非核化に関する六者合意文書 永澤 勲雄
「共同声明の実施のための初期段階の措置」(英・和文)
〈研究余滴〉
昭和20年戦時下2冊の日記 荒川 憲一
―清沢洌『暗黒日記』と山田風太郎『戦中派不戦日記』―
〈文献紹介〉
赤根谷達雄、落合浩太郎 編著
増補改訂版『「新しい安全保障」論の視座』 千川 一司
高田朝子 著『危機対応のエフィカシー・マネジメント』 加藤 直樹
〈研究会だより〉
第35号 2006年(平成18年)11月
〈特別寄稿〉
防衛学を考える 冨澤 暉
(東洋学園大学客員教授・元陸上幕僚長)
〈論 文〉
米軍再編とNetwork-Centric Warfare 加藤 朗
米国のシビル・ミニタリー・オペレーション(CMO)の史的展開 小栁 順一
―民軍協力の生成と発展過程―
〈研究ノート〉
陸上自衛隊に対する「領域警備」任務付与の必要性 大林 康夫
〈特別講演〉
多国間協力・統合におけるリーダーシップ トーマス・ファーゴ
(前米太平洋軍司令官・退役海軍大将)
〈資 料〉
対北朝鮮国連安保理決議、並びに議長声明、六者会合共同声明 永澤 勲雄
〈文献紹介〉
山口 厚、中谷和弘、編著『安全保障と国際犯罪』 田中 誠
偕行社日露戦史刊行委員会 編著
『大国ロシアに何故勝ったのか―日露戦争の真実―』 川上 哲一
小高 泰 著『ベトナム人民軍隊―知られざる素顔と軌跡』 戒能 善春
〈研究会だより〉
第34号 2006年(平成18年)3月
〈特別寄稿〉
わが国の安全保障政策の流れと日米関係 大河原 良雄
(〔財〕世界平和研究所理事長)
〈論 文〉
核拡散の動向とブッシュ政権の国防政策 岩田 修一郎
在外米軍地位協定について 山口 昭和
―接受国の改正要求と米国の対応パターンー
わが国の戦闘機共同開発の課題 井上 偉彦
自衛隊の射撃場・爆薬庫建設をめぐる問題点と対策 大野 友則
〈戦略環境研究分科会〉
テーマ:現代の戦略環境と自衛隊の役割
Ⅰ、「安全保障の手段」としての自衛隊 冨澤 暉
(東洋学園大学客員教授・元陸幕長)
Ⅱ、伝統的な国家脅威に加わった非国家脅威 太田 文雄
(安全保障・危機管理教育センター長)
Ⅲ、自衛隊とは何なのか 色摩 力夫
―「軍隊」と「警察」の本質的差異― (元駐チリ大使)
〈資 料〉
防衛庁長官、国家公安委員会委員長による
「治安出動の際における治安の維持に関する協定」 永澤 勲雄
〈文献紹介〉
平松茂雄 著『中国の安全保障戦略』 長内 辰也
高井 晉 著『国連安全保障法序説-武力の行使と国連』 佐藤 宏美
野中郁次郎、戸部良一、鎌田伸一、村井友秀、他(編著)
『戦略の本質―戦史に学ぶ逆転のリーダーシップ』 川村 康之
〈研究会だより〉
第33号 2005年(平成17年)10月
〈特別寄稿〉
戦前日本の政軍関係 戸部 良一
―最近の研究動向からー
中国の国家戦略 平松 茂雄
―核開発、宇宙開発、海洋進出― (杏林大学社会科学部教授)
〈論 文〉
アイデンティティ戦争とクラウゼヴィッツの 黒木 新司
『奇妙な三位一体の再生』
1930年代前半の海軍宣伝とその効果 福田 理
米陸軍のCivil Military Operations 今村 英二郎
〈文献紹介〉
平間洋一 著『日露戦争が変えた世界史』 中山 隆志
太田文雄 著『「情報」と国家戦略』 上野 一哉
石津朋之、立川京一、道下徳成、塚本克也編著
『エア・パワー―その理論と実践―』 千川 一司
村瀬信也、真山全 扁
『武力紛争の国際法:International Low of Armed Conflict』 永澤 勲雄
〈研究会だより〉