バックナンバー『防衛学研究』総目次
第1号 1989年(平成元年)3月
〈巻頭言〉
「防衛学研究」発刊にあたって 夏目 晴雄
〈論 文〉
中国人民解放軍の政治委員制度 川島 弘三
― 法的形成と政治動態 ―
長期化する占領地暴動(intifada)とその影響 永澤 勲雄
― アラブ・イスラエル紛争解決への突破口となるか ―
ゲリラ戦と情報 児玉 浩澄
邀撃漸減作戦の実証 平間 洋一
― 「あ」号作戦を軸として ―
1940年夏、欧州戦局の激動に伴う日本の対応について 工藤 雄司
終末弾道学の話題 景山 昭二
〈特別講演〉
日独伊三国同盟成立への道程 三輪 公忠
― 戦間期日ソ関係の展開を中心として ― (上智大学教授)
〈特別講義〉
ノモンハン事件の歴史的教訓 アルビン・D ・クックス
― 第二次世界大戦前史 ― (サンジェゴ州立大学教授)
〈資 料〉
戦略・戦術と地図 山下 継明
火砲・弾薬の長射程化 松岡 征宏
〈会 報〉
防衛学研究会設立について 稲坂 哲男
髙山 雅司
利渉 弘章
防衛学研究会会則及び役員
第2号 1989年(平成元年)12月
〈論 説〉
太平洋における米ソ両海軍の対立 左近允 尚敏
(平和・安全保障研究所研究委員)
スペシャリストとゼネラリスト 森永 和彦
― 情報分析入門―
〈論 文〉
戦後期におけるソ連の海軍建設 山下 博嗣
イラン・イラク停戦への潮流 久行 計全
― 軍事的側面を中心として ―
〈特別寄稿〉
防衛学研究の盲点 志方 俊之
〈研究ノ-ト〉
航空用兵の変遷 増田 吉昭
― 航空兵器の進歩と攻撃目標との関係を中心として ―
クラウゼヴィッツ「戦争論」の時代的背景の考察 宇佐見 哲也
織田信長の情報感覚と新戦法発案 緒方 浩二
〈資 料〉
通信とパケット交換 日高 伸元
〈文献紹介〉
最近の欧米の戦略関係文献 桑田 悦
〈研究会だより〉
第3号 1990年(平成2年) 3月
〈論 説〉
国際関係の中における我が国の防衛力の役割 志方 俊之
〈特別講演〉
私の軍事学体系論 長谷川 慶太郎
(国際エコノミスト・軍事評論家)
《ヤルタ体制》の終焉? 佐瀬 昌盛
〈論文等〉
科学技術の発達と戦略の変遷 杉浦 敏夫
― 核兵器開発からSDIまで ―
米国防総省の極東戦略 西森 浩孝
― 重視される戦術航空戦力の統連合運用 ―
ソ連極東地域の軍事地理的価値について 武市 銀治郎
― オホ-ツク海と日本海との比較考察 ―
日本海軍と魚雷艇 永井 煥生
コンピュ-タ-ウィルスの防衛システムへの影響 松井 甲子雄
中野 弘之
〈資 料〉
米国航空事情 原田 恒夫
― ライト兄弟からATF(次期戦闘機)まで ―
第4号 1990年(平成2年)11月
〈論 説〉
韓国戦争を顧みて ― 韓国戦争勃発40周年目の教訓 白 善火華
(韓国陸軍大将・元韓国陸軍参謀総長)
〈論文、研究ノ-ト〉
朝鮮戦争に見るアメリカの急速来援能力の数値的研究 平間 洋一
ソ連軍の「防衛的軍事ドクトリン」と国外進出軍事力について 弘田 雅數
第四次中東戦争におけるエジプトの戦争戦略(上) 杉之尾 孝生
ミッドウエ-海戦について 井石 勝夫
― 山本連合艦隊司令長官の挫折 ―
謀略による誘致作戦 北林 雄明
― サラミス海戦、厳島合戦、長篠合戦の教訓 ―
エスカレ-ションと戦略 宮内 一雄
イラク・クウェ-ト危機とその背景について(1) 永澤 勲雄
〈特別寄稿〉
次の世代の幹部自衛官に望むこと 米川 忠吉
(前航空幕僚長)
〈資 料〉
政治思想について 猪木 正道
― 保守主義、自由主義、民主主義、共産主義 ― (元防衛大学校長)
〈文献紹介〉
最近の宇宙と国家安全保障関係文献 徳田 八郎衛
わが国における最近の第二次世界大戦関係文献 桑田 悦
〈研究会だより〉
第5号 1991年(平成3年)3月
〈特別講演〉
21世紀における日本の安全保障 大来 佐武郎
(内外政策研究会会長・元外務大臣)
統一ドイツ私論 塚本 哲也
〈論文、研究ノ-ト〉
冷戦と戦争責任 山下 博嗣
現代社会における統率の在り方に関する一考察 江口 啓三
― 組織帰属意識の希薄化が統率に及ぼす影響 ―
名将宮崎繁三郎の不敗の統率 天雲 定義
「戦いの原則」の構成とその意義 桑田 悦
第四次中東戦争におけるエジプトの戦争戦略(下) 杉之尾 孝生
イラク・クウェ-ト危機とその背景について(2) 永澤 勲雄
〈特別寄稿〉
新聞「小原台」第13号(第1期生卒業記念号)に想う 重松 惠三
〈報 告〉
中国「第2回孫子兵法国際会議」に参加して 宇佐見 哲也
「孫子の兵法」国際会議参加所見 平間 洋一
〈文献紹介〉
藏田十紀二先生と著書『統率力』について 冨田 定幸
〈研究会だより〉
第6号 1991年(平成3年)10月
〈論 説〉
ソ連の崩壊とソ連軍 森永 和彦
東西冷戦後のアジア・太平洋の戦略環境 阪中 友久
(青山学院大学教授)
〈論文、研究ノ-ト〉
「砂漠の嵐」作戦とエアランド・バトル・ドクトリン 木村 清順
湾岸戦争における航空作戦の特質 堀田 重和
イラク・クウェ-ト危機とその背景について(3) 永澤 勲雄
ソ連海軍運用思想の変質について 牧野 洋
ミサイル等の柔飛翔体の衝突による 内田 孝・大野 友則
鉄筋コンクリ-ト板破壊の予測
対空ミサイルの終末誘導法について 馬場 順昭
〈文献紹介〉
最近の国防制度及び戦略関係文献 加藤 寛二
最近の軍事史及び戦略関係文献 中山 隆志
〈研究会だより〉
第7号 1992年(平成4年) 3月
〈論 説〉
ソ連の政変とヨーロツパ情勢 塚本 哲也
技術安全保障について 上田 愛彦
〈論文、研究ノート〉
湾岸戦争と中東の軍備管理問題 永澤 勲雄
防空における縦深性について 河野 正雄
ノモンハン事件研究委員会について 安部 彦太
平和とは何か ― 転回点にある平和概念 山田 勝也
〈資 料〉
The Essence of Intelligence Alvin D. Coox
(Prof. San Diego State University)
〈文献紹介〉
H.カレール・ダンコース著、高橋武智訳 高橋 赳彦
『崩壊したソ連帝国 ― 諸民族の反乱』
呉如崇著『孫子兵法新論』 宇佐見 哲也
〈研究会だより〉
第19回防衛学研究発表会、他
第8号 1992年(平成4年)10月
防衛学研究発表会20周年記念号(I)
〈巻頭言〉
防衛学研究会第1回発表会20周年 猪木 正道
(〔財〕平和・安全保障研究所会長)
統合のことなど 阿部 賢吉
(統合幕僚学校長)
〈論文、研究ノート〉
国連平和維持活動の法的側面 足立 純夫
冷戦後のわが海上防衛力の役割 山本 角八郎
ユーゴ紛争解決の困難性 森下 茂生
兵術用語「統制」の概念 平吹 通之
知的意思決定支援システム 生天目 章・小谷 琢磨
技術発展に意志の果たす役割 神津 正男
〈文献紹介〉
倉田英世著『人類滅亡と化学戦争』 杉浦 敏夫
林 磐男著『タンク テクノロジー』 杉之尾 孝生
アブラハム・ラビノビッチ著 永井煥生訳
『激突!!ミサイル艇 ― 酒井 英元
イスラエル高速ミサイル艇隊VSアラブ艦隊』
Yoram Dinstein, War, Aggression and Self-Defence 永澤 勲雄
〈研究会だより〉
第9号 1993年(平成5年) 3月
防衛学研究発表会20周年記念号(II)
〈特別講演〉
冷戦後の世界 高坂 正尭
(京都大学法学部教授)
〈論文、研究ノート〉
中国の国家戦略とアジア 村井 友秀
帝政ロシアの崩壊が日本陸軍に及ぼした影響 中山 隆志
史上初めてのミサイル海戦とイスラエル海軍 永井 煥生
航空戦における友軍相撃防止について 阿部 裕
特攻と日本人の死生観・戦争観 和泉 洋一郎
世界の主力戦車の開発動向と今後の技術 北野 昌則・大塚 広志
〈特別寄稿〉
大量破壊兵器縮小の問題― イラクの戦後処理と 倉田 英世
化学兵器禁止条約への我が国の対応 ― (国連特別委員会委員)
第10号 1993年(平成5年)10月
〈特別寄稿〉
化学兵器禁止条約発効への備え 倉田 英世
― 条約の概要と我が国の対応について ― (国連特別委員会委員)
中国における電気通信の発展 横井 寛
〈論 文〉
南洋群島の領有とチャーチルの過失 平間 洋一
― 英豪側から見た問題点 ―
〈研究ノート〉
米国の危機管理システムとわが国の課題 平岡 英文
― 日米共同作戦事態を設想して ―
クリントン政権の安全保障政策について 渡邊 洋一郎
政・軍の相剋 山碕 俊樹
― ロンドン海軍軍縮会議を軸として ―
〈資 料〉
Teaching Strategy イェホシャファト・ハルカビ
(ヘブライ大学名誉教授)
〈報 告〉
アジアの安全保障に関する 村井 友秀
日本・モンゴル共同研究会議報告